1995年からビッグコミックスピリッツにて連載されていた新井英樹さんの問題作『愛しのアイリーン』。
なんと実写映画化することが決定しました。
主演はテレビドラマ『下町ロケット』などで有名な安田顕さん、監督は映画『ヒメアノ〜ル』で知られる吉田恵輔監督です。
今回は映画『愛しのアイリーン』のあらすじからネタバレ、結末やキャストについて紹介していこうと思います。
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『愛しのアイリーン』ってどんな映画?
原作・新井英樹×監督・吉田恵輔×主演・安田顕の個性派トリオが渾身の"愛"を込めて放つ、映画『愛しのアイリーン』9月14日(金) 公開決定&新キャスト発表!あわせて公式サイトもリニューアルしました。映画の情報はこちらのアカウントで随時発信していきます。ご注目ください✨https://t.co/vlGeL0P8pS pic.twitter.com/8qPhdrDScn
— 映画『愛しのアイリーン』公式 (@irene_movie) June 15, 2018
原作は新井英樹さんの同名漫画作品です。
1995年から1996年まで、ビッグコミックスピリッツにて連載されていました。
国際結婚や日本の少子高齢化問題に正面から取り組んだ作品となっています。
監督・脚本と務めるのは、今作の原作漫画を最も影響を受けた漫画として挙げている吉田恵輔監督。
主題歌は、奇妙礼太郎さんの『水面の輪舞曲』です。
『愛しのアイリーン』のあらすじは?
あらすじについて簡単に紹介します。
一世一代の恋に玉砕し、家を飛び出した42歳のダメ男・宍戸岩男(安田顕)はフィリピンにいた。コツコツ貯めた300万円をはたいて嫁探しツアーに参加したのだ。30人もの現地女性と次々に面会してパニック状態の岩男は、半ば自棄になって相手を決めてしまう。それが貧しい漁村に生まれたフィリピーナ、アイリーン(ナッツ・シトイ)だった。岩男がとつぜん家を空けてから二週間。久方ぶりの帰省を果たすと、父の源造(品川徹)は亡くなり、実家はまさに葬儀の只中だった。ざわつく参列者たちの目に映ったのは異国の少女・アイリーン。これまで恋愛も知らずに生きてきた大事な一人息子が、見ず知らずのフィリピーナを嫁にもらったと聞いて激昂するツル(木野花)。ついには猟銃を持ち出し、その鈍く光る銃口がアイリーンへ……!引用元
42歳独身だった宍戸岩男は、同僚の吉岡愛子に告白するも振られてしまいます。
それがきっかけとなり、フィリピン人との国際結婚に乗り出し、アイリーンと結婚することに。
しかし、岩男の母のツルは猛反対。
ついには、アイリーンに猟銃を向けるまでに・・・。
『愛しのアイリーン』のネタバレ!
ここからは原作漫画のネタバレや結末について紹介していきます。
宍戸岩男とアイリーンの結婚はお金で買ったも同然だったので、2人の気持ちは通じ合わずにいました。
そんなある日、外国人の女性をターゲットとした女衒を営む塩崎裕次郎とホセという2人組に出会います。
塩崎とホセがアイリーンを連れて行こうとしたところ、岩男はそれを防ぐために2人を猟銃で撃ち抜いてしまいます。
取り返しのつかないことをしてしまった恐怖や不安から、岩男とアイリーンの距離はグッと近づくことに。
しかし、これをきっかけに塩崎の仲間たちから嫌がらせを受けるようになり、岩男は精神的に追いつめられていきます。
そんな岩男は、誰かれ構わずに女性と関係を求めるようになってしまいます。
それと同時に、森に文字を刻むようになります。
とある日、岩男は文字を刻んでいたときに足を滑らせ後頭部を強打。
そのまま帰らぬ人になってしまいます。
その数日後にアイリーンは岩男の死体を見つけ、その姿を見たツルは気が動転し頭を打ってしまい、言語障害と下半身不随に。
ツルはアイリーンから介護を受けつつも、アイリーンのことを恨み続けていました。
そんなツルは寝込んでいるアイリーンに包丁を向けるも、間違えて岩男の死体に突き立ててしまいます。
このことをきっかけにツルはアイリーンに姥捨てを求め、半場強制的に山へ連れてってもらうも、アイリーンに説得され一緒に戻ることに。
しかし、ツルは亡くなってしまいます。
その5年後、アイリーンは別の男性と結婚し、そこにはその人との子供と岩男との子供の姿がありました。
映画と原作漫画とでは結末がどう変わってくるのか、それとも同じなのか。
気になるところですね。
『愛しのアイリーン』のキャストは?
安田顕(宍戸岩男 役)
名前 | 安田 顕 |
出身 | 北海道 室蘭市 |
生年月日 | 1973年12月8日 |
身長 | 174cm |
血液型 | A型 |
事務所 | CREATIVE OFFICE CUE |
TEAM NACSという演劇ユニットのメンバーです。
北野武監督映画作品『龍三と七人の子分たち』や東京都新宿区歌舞伎町のスカウトマンが主人公の『新宿スワン』など、様々な作品に出演。
映画のみならず、テレビドラマや舞台など幅広く活躍されています。
ナッツ・シトイ(アイリーン・ゴンザレス 役)
名前 | ナッツ・シトイ |
出身 | フィリピン |
生年月日 | 不明 |
身長 | 不明 |
血液型 | 不明 |
事務所 | 不明 |
2012年から女優として活動をスタート。
その後、短編映画作品やCMなどに出演。
フィリピンの映画祭にて最優秀助演女優賞を受賞されるほどの、実力派女優さんです。
河井青葉(吉岡愛子 役)
名前 | 河井 青葉 |
出身 | 東京都 |
生年月日 | 1981年11月16日 |
身長 | 166cm |
血液型 | A型 |
事務所 | Breath |
15歳のときにスカウトされ、モデルデビュー。
その後、女優に転身し、『さよなら歌舞伎町』や『東京喰種トーキョーグール』などに出演されています。
まとめ
今回は映画『愛しのアイリーン』について紹介しました。
原作者の新井英樹さんの初の映画化作品ということで、公開が楽しみですね。
また、キャストには実力派の俳優さんが集まっており、傑作になっていること間違いなしです。
映画『愛しのアイリーン』は2018年9月14日に公開予定です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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