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幼い依頼人(映画)ネタバレやあらすじ!キャストやタイトルに深い意味も!

映画『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー賞に殴り込みをかけた韓国映画界から、また新たな映画が届きました。

映画『幼い依頼人』についてご紹介します。

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Contents

映画『幼い依頼人』ってどんな映画?

公式サイトでは以下のように紹介されています。

ロースクールを卒業して出世の道を突き進むはずだったジョンヨプは何度も就職に失敗し、姉の勧めで臨時に児童福祉館に就職する。ある日、継母から虐待を受けている“ダビン”姉弟に出会うが、さほど深刻に考えていなかった彼は、また来るという言葉だけを残して去る。数日後、法律事務所に就職したジョンヨプは電話を受けダビンの鼓膜が破れたことを知る。ジョンヨプは継母からダビンを引き離そうとするが、かえって誘拐犯扱いをされ、その後弟ミンジュンの死に加え殺人の被疑者とされたダビンを見て衝撃を受ける。何もかも間違った方向に進んでしまったと感じたジョンヨプは、真実を明かすため、ついにダビンの弁護士になることを決心する。
ひたすら出世だけを望んでいた弁護士が、7歳の実の弟を殺したと衝撃の告白をした10歳の少女に出会い、真実を明かすために奔走する本作は、2013年に発生した漆谷(チルゴク)継母児童虐待死亡事件を基に、その被害者の弁護士を中心に信じ難い全貌を描き出す実録サスペンス。(中略) 加害者のほとんどが両親である、法の死角地帯にある児童虐待事件を真向から描き、現代社会が抱える闇に警鐘を鳴らす衝撃作が上陸する。(http://klockworx-asia.com/irainin/)

中央日報は2018年における児童虐待について以下のように報道しています。

昨年の児童虐待通報件数は3万6392件(速報値)、最終虐待判断件数は2万4433件となった。通報件数は2017年の3万4169件に比べ6.5%増加し、虐待件数は前年の2万2367件に比べ9.2%増加した。昨年の虐待件数は2014年の1万27件に比べ5年間で2.4倍に急増した。─ 昨年虐待で死亡した児童30人…虐待加害者の77%が親=韓国 中央日報/中央日報日本語版
2019.05.05 13:13(https://s.japanese.joins.com/JArticle/253036?sectcode=400&servcode=400)

ちなみに日本における児童虐待に関しては 件数は15万9850件で、前年度より2万6072件(19、5%)増え、過去最多を更新したとのこと。(認定特定非営利活動法人 児童虐待防止全国ネットワーク http://www.orangeribbon.jp/info/npo/2019/08/-30.php)

胸が痛い。

元になった「漆谷(チルゴク)継母児童虐待死亡事件」とは?

2013年、韓国慶尚北道漆谷郡で8歳の少女が殴打され死亡するという痛ましい事件が起こりました。

驚いたことに、4つ年上、12歳の姉が「妹を殺した」と証言したのです。

しかし、実際に8歳の少女を殺害したのは彼女たちの継母だったのです。

2014年に継母に対して下された判決は傷害致死罪で懲役10年というものでした。

(実際はこの事件とこの前後に起きた虐待事件によって児童虐待への厳罰化は進んでいたのですが、この事件は厳罰化以前に発生した事件だったので量刑に影響が出なかったとのこと、現在は悪質な事件に対しては無期懲役を宣告することが可能になっています。http://www.donga.com/jp/article/all/20140412/424576/1/夫の連れ子を虐待死させた継母判決、国民感情とかけ離れた判決)

この目も当てられない事件こそが「漆谷(チルゴク)継母児童虐待死亡事件」なのです。

映画『幼い依頼人』では、この虚偽の自白を迫られた姉にあたる10歳の少女・ダビンが主人公である弁護士・ジョンヨプに自身の弁護を「依頼」します。

予告編の最後、ジョンヨプはこう述べます。

「この子は今までで一番 幼い依頼人でした」

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映画『幼い依頼人』のキャストは?

主人公の弁護士・ジョンヨプ役 イ・ドンフィ

主演はイ・ドンフィ

1985年生まれ、身長179㎝の34歳です。

映画『パラサイト 半地下の家族』の観客動員数を上回る韓国歴代興行収入No.1大ヒットコメディ『エクストリーム・ジョブ』(2019)では副業チキン屋と本業の間で揺れる真面目な刑事を好演していました。

他、『コンフィデンシャル/共助』、『お嬢さん』『ワンライン 五人の詐欺師たち』等話題作に多く出ています。

継母・ジソク役 ユソン

元凶である母親を演じるのはユソン

1976年生まれの166㎝、44歳です。

映画『母なる復讐』(2012)等に出演しています。

依頼人・ダビン役 チェ・ミョンビン

「幼い依頼人」ダビンを演じるのは天才子役と名高いチェ・ミョンビン

ドラマ『100日の郎君様』等で主人公の幼少期を演じることが多いようです。

映画は今回が初めてのようです!

予告編でもわかりますが、とても可愛らしいお子さんですね。

日本公開はまだですが、ANAの機内上映で見られたという方がちらほら。

救いがほしい。

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まとめ

映画『幼い依頼人』についてご紹介しました。

痛ましい事件ですが、目を逸らしてはいけない問題である児童虐待。

映画を通して我々大人が児童虐待について学び行動につなげることで、一人でも苦しむ子どもが少なくなることを祈ります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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