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『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(映画)ネタバレやあらすじは?病気の吃音についても

『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』の原作は、2011年12月〜2012年10月まで太田出版WEB連載空間ぽこぽこに連載されていて、大きな感動と反響を呼びコミック化もされたロングセラー作品です。

この『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』を描いた原作者は、TVアニメ化された『悪の華』やTVドラマ化された『漂流ネットカフェ』『僕は麻理のなか』、映画化された『スイートプールサイド』など数々の大ヒット作を世に送り出している押見修造さんです。

今まで映像化されてきたドラマや映画はどれも話題作なので、今回の『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』も話題作になるのではないかと思っています!

そこで、この映画がどんな作品なのか、キャストは誰なのか、吃音とはどんな病気なのかなど気になる情報を色々とご紹介していきます。

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Contents

『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(映画)あらすじ紹介

高校一年生の志乃は上手く言葉を話せません。

入学式当日にあったクラスでの自己紹介でも喋れずにみんなに笑われてしまいます。

周りの人たちと馴染めないまま、ひとりぼっちで学校生活を送っていました。

ある日、クラスメイトの音楽が好きな加代が歌を口ずさんでいる場面に出くわします。

そこから2人は友達になり、一緒に学校生活を送っていきます。

加代は思いがけず聴いた志乃の歌声に心を奪われて、文化祭で披露しようとバンドを組もうと誘うのでした。

バンドを組むことになった2人は、文化祭へ向けて志乃と加代の猛練習が始まります。

そこに、志乃をからかった同級生の男子、菊池が加わることになったのですが…。

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『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(映画)ネタバレ情報!

漫画での最後は、数年後の話。

加代には娘ができています。

加代が電話で自分の名前を言えずにいると、娘が“たけみや しのです”と代わりに話していました。

電話を切った後、志乃は娘に“ありがとう”と言って抱きしめています。

実写映画でのこの最後のシーンまで描かれているのでしょうか。

そして、この『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』は作者:押見修造さんの実話が元になったストーリーなんだそうです。

原作漫画のあとがきにはこんなことが書かれています。

“ひとつは、相手の気持ちに凄く敏感になっていることです。相手が自分をどう思っているか、変だと思われていないか、というのがすごく気になるので、人の表情や仕草から感情を読み取る能力が発達しました。これは、漫画で表情を描くとき、すごく力になっていると思います。もうひとつは、言いたかったことや、想いが、心のなかに封じ込められていったお陰で、漫画という形にしてそれを爆発させられたことです。つまり、吃音じゃなかったら、僕は漫画家にはなれなかったかもしれないということです。“

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『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(映画)主要キャスト紹介

大島志乃/南沙良(みなみ さら)

https://twitter.com/shinochan_movie/status/997067009698422784?s=21

吃音に思い悩む女子高生。

南沙良さんは、第18回nicolaモデルオーディションに参加し見事グランプリを受賞。

そして、人気ファッション雑誌「nicola」で専属モデルとして活躍しています。

2017年に公開された『幼な子われらに生まれ』で女優としてデビューを果たし、高い演技力を披露し注目を集めました。

〜南沙良さんのコメント〜
小学生の頃から押見先生の作品が大好きだったので、お話を頂いた日は嬉しさのあまり興奮してなかなか寝付けない反面、作品の世界観を崩してしまわないかと少し不安な気持ちになりました。ですが、こんなに早く主演をやらせていただけるとは思っていなかったので、とても嬉しかったです。他の人と違う部分やコンプレックス、劣等感、自分の嫌いなところなど、誰もが持っているような<悩み>や<苦しみ>。志乃と加代、菊池それぞれが、その悩みを乗り越えようとする様子を見た時に感じられるものが必ずあると思うので、是非たくさんの方に観ていただきたいです。

岡崎加代/蒔田 彩珠(まきた あじゅ)

音楽が大好きだけど音痴な志乃のクラスメイト。

志乃をバンドに誘います。

蒔田彩珠さんは、是枝裕和監督の『ゴーイング マイ ホーム』に出演し実力が評価され注目を集めました。

『五年めのひとり』『三度目の殺人』『重版出来!』など数々の作品に出演しています。

〜蒔田彩珠さんのコメント〜
志乃、加代、そして菊池。それぞれが自分の居場所を探しています。上手に人と接することができない加代。私は普段そんなに感情を表に出さないので、加代が感情的になるシーンは自分の奥底にあるものを表現するようで難しかったです。撮影が進んでいくにつれて、加代の気持ちが変化していくのと同じように、二人の距離感も、自分の気持ちも、どんどん変わっていきました。作品を通して、リアルな気持ちの揺れ動きが観てくださる方に伝わればいいなと思っています。

菊池強/萩原利久(はぎわら りく)

https://twitter.com/shinochan_movie/status/1004568723267567616?s=21

自己紹介で志乃をからかったクラスメイトの男の子。

志乃と加代のバンドに途中から加わる。

萩原利久さんは、9歳でデビューし子役としても活躍していました。

最近では『ちはやふる 上の句/下の句』や『オケ老人!』『イノセント15』など数々の作品に出演し、幅広い役柄を演じ若手実力派俳優として現在注目を集めています。

〜萩原利久さんのコメント〜
思春期、誰もが通ってきた時間の中で、志乃、加代、菊池、それぞれが人との壁にあたり、もがきます。人に興味があるからこそ、人と触れ合いたいからこそ、悩み、空回りしていく姿を演じるのは難しかったです。これから高校生になる方、いま高校生の方、そして高校を卒業してその時間を経験した方、そんな全ての人たちに立ち止まりながらも一瞬、一瞬の選択をして前に進んでいこうとする三人を観てもらいたいです。そして何かに悩んだ時に、ふとした時にこの三人を思い出してもらえたら嬉しいです。

大島由美/奥貫薫(おくぬき かおる)

主人公:志乃の母親。

吃音の娘を心配している。

奥貫薫さんは、1989年に公開された『バトルヒーター』で映画界デビューを果たしています。

1997年公開の映画『ラヂオの時間』の演技が高い評価を受け、その後は数々の映画やドラマ、TVCMなどに出演されよく見る女優さんになりました。

小川悦子/山田キヌヲ(やまだ きぬお)

志乃・加代・菊池の担任の先生。

志乃を心配している。

山田キヌヲさんは高校生から演劇に取り組んでいて、それがきっかけで女優になる道を志したそうです。

大学に通っていた時から役者として活動を始め、2004年公開の『ガールフレンド』で映画デビューを果たしています。

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志乃の病気「吃音」について

吃音とは、発音や言葉の明瞭さ、聞き取りに困難がある状態のことで、吃音症やどもり症とも言われています。

吃音の会話の例をあげると、
通常の会話では「わたしは、りんごが好きです。」
吃音の場合では「わ、わ、わたしはぁーーーーー、りっ、りん、りんごが、す、すーーーーーーきで、す。」

と言葉がスムーズに発音できないことが多いんだそうです。

吃音は、環境を整えたり工夫して接することで症状を和らげる事はできるという事なので予告にあった「緊張しているから」というのはここからきていたんですね。

吃音の中には3つのシ種類があるようです。

・難発型
言葉そのものを発する時に詰まってしまうのが特徴。

・伸発型
最初の一音が伸びてしまうのが特徴。
例:「あした」→「あーーあーした」

・連発型
同じ単語や音を繰り返してしまうのが特徴。
例:「こんにちは」→「こ、こ、っこんにちは」

志乃は、自己紹介で喋れなかった描写から難発型と連発型のようですね。

まとめ

2018年7月14日(土)公開される『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

言葉が上手く話せない志乃、音楽が好きなのに音痴な加代。

この不器用な2人がそれぞれの壁に立ち向かう姿にとても心が揺さぶられるのではないかなと思います。

志乃が全校生徒の前で果たして歌いきることができるのか、そこまでの練習するシーンもわたし的にはとても気になります。

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