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『夜の浜辺でひとり』(映画)ネタバレやあらすじは?キャストのキムミニが二階堂ふみに似てる?

「夜の浜辺でひとり」は、第67回ベルリン国際映画祭に出品された作品です。

女優の美しさが絶賛され、主演女優賞(銀熊賞)がキム・ミニさんに贈られました。

そしていよいよ日本公開が2018年6月に決定しました!

待ちきれない人のためにネタバレやあらすじ、また話題になっているキム・ミニと二階堂ふみそっくり説について紹介していきます。

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Contents

「夜の浜辺でひとり」ってどんな映画?

韓国女優のヨンヒ(キム・ミニ)は既婚男性との恋に疲れ、今までのキャリアを捨て、ドイツのハンブルクに向かいます。

友人とともにハンブルクで暮らしていましたが、韓国から会いにくると言っていた恋人の言葉を信じられなくなっていきます。

そして帰国したヨンヒは韓国の江陵(カンヌン)を訪れます。

先輩のジュニや、昔馴染みのチョンウとミョンスと楽しくお酒を酌み交わすヨンヒ。

そのうちヨンヒは女優に復帰することを考え始めます。

その後、ヨンヒがひとり、ホテル傍の浜辺を訪れ砂浜に横たわっていると、そこに知り合いの映画スタッフがやってきました。

彼らはヨンヒが付き合っていた映画監督サンウォン(ムン・ソングン)の次回作のロケハンのためにやってきたのでした。

ネタバレ

この作品、実は監督ホン・サンスの自伝だと言われています。

2016年の韓国映画界最大のスキャンダルと言われた監督と女優の不倫劇。

これが今作のホン・サンス監督と、主演のキム・ミニなのです。

二人は2015年に公開された映画「今は正しくあの時は間違い」で監督と主演女優として出会い恋愛関係になりました。

実際にスキャンダル後海外へ向かい、そこで今作の「夜の浜辺でひとり」を撮影し始めたそうです。

カンヌでインタビューアーに二人の関係を聞かれたホン・サンス監督は
「近い関係」だとこたえ、また韓国で大きな話題となりました。

おそろいの指輪に、「監督を尊敬し、愛しています」の発言。

韓国でも賛否両論となり、かなり話題にのぼっていました。

実際に二人の関係は今も続いているようですね。

では、映画ではどうなのでしょうか?

ドイツにはたったひとりで向かうヨンヒ。

そして帰国後も近くにいながら会えない監督。

そしてひとり浜辺で待つヨンヒには、会えるかもしれないというはかない希望と
きっと来てはくれないだろうという諦めがただよいます。

ラストシーンでついに泣き声をもらすヨンヒは、この恋から解放されたのでしょうか。

それとも、心は囚われたままなのでしょうか?

それを決めるのは、見た人それぞれの感想でしかないかもしれませんね。

また、ホン・サンス監督とキム・ミニ主演の4作品、「それから」「正しい日 間違えた日」
「クレアのカメラ」、そして本作の「夜の浜辺をひとり」の
全編を見れば、その思いや情熱に触れられるかもしれません。

4作品とも6月から順次公開されていく予定です。

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ヨンヒ役のキム・ミニってどんな人?

まずは簡単なプロフィールから。

1982年3月生まれの現在36才で、韓国出身の俳優でモデルさんです。

中学時代にはすでにモデル活動を始めており、すぐに雑誌の表紙を飾っていました。

1999年にはテレビドラマ「学校2」に出演し、一気に人気は上昇します。

ですが、演技能力には評価が上がらず、
「魅力的だが空っぽな女優」などといわれていたそうです。

2006年に契機が訪れます。

テレビシリーズ「グッバイソロ」の台本に惹かれたキムは、脚本家ノ・ヒギョンにアピール。

ですがノは、なんと5回も出演を断ったそうです。

しかし、キムは諦めず、秘めた可能性を信じたノを納得させ、ついに出演をはたします。

ドラマ自体の評価は低かったようですが、様々な努力をつぎ込んだキムの演技は
高い評価を受け、彼女の俳優人生を変えるきっかけとなりました。

その後は様々な映画作品に出演し、その演技の幅を広げていきます。

パッシングにあって動揺したりもしますが、
それでも踏ん張って多くの役柄に挑戦されてきました。

本当に強く美しい人だと思います。

多くの俳優さんとの恋愛も報道されながら、2015年についにホン・サンス監督
「今は正しくあの時は間違い」に出演し、釜山映画批評家賞で最優秀女優賞します。

2016年公開の「お嬢さん」はR指定ではありながら、
海外の多くで絶賛され、日本でも根強いファンがいます。

その美しさは着飾った時はもちろん、
今作のような疲れたため息のような表情でさえ
いっそう魅力的に見せてくれます。

作品
・2000年 純愛譜 -じゅんあいふ-(ミア役)
・2002年 サプライズ(ファン・ミリョン役)
・2008年 お熱いのがお好き(韓国語版)(キム・アミ役)
・2009年 女優たち(韓国語版)(キム・ミニ 本人役)
・2011年 裏切りの陰謀(韓国語版)(ソン・ヒョグァン役) 
・2012年 火車(カン・ソニョン/チャ・ギョンソン役)
・2013年 恋愛の温度(韓国語版)(チャン・ヨン役)
・2014年 泣く男(モギョン役)
・2015年 今は正しくあの時は間違い(韓国語版)(ユン・ヒジョン役)
・2016年 お嬢さん(秀子お嬢さん役)

二階堂ふみと似ているって本当?

二階堂ふみさんは1994年9月生まれの沖縄県出身のタレント、俳優、そしてモデルさんです。

なにかと「似ている」と話題になる女優さんですよね。

今までに似ていると言われたのは宮崎あおいさんや山本舞香さん、島崎遥香さんなど。

二階堂ふみさんが表情やヘアスタイルでどんどん変化するからかもしれないですね。

キム・ミニさんは「個性的」と言われる顔立ちで頬骨が高く、きりっとした眉毛が印象的です。

どうかな〜、と検索して見たのがこちら。

似てますよね〜!!

ちょっとびっくりしてしまいました。

お二人ともナチュラルメイクで自然体な表情をした瞬間が激似です!!

やはり頬骨と鼻の感じが似ているのでしょうか。

これからもお二人が話題になることはあるかもしれませんね。

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キャスト紹介

クォン・ヘヒョ(チョンウ役)

韓国に戻ったヨンヒの昔なじみチョンウを演じるのはクォン・へヒョ。

1965年11月生まれの韓国出身の俳優さんです。
2002年の「冬のソナタ」キム次長役の印象がまだ強く残っています。

4作品のうちのひとつ、「それから」の演技が評価され、
2017年釜山映画評論家協会賞主演男優賞を受賞しています。

韓国では名脇役として数多くの作品に出演されているので
日本でもおなじみの俳優さんですよね。

今回もいい味わいを出してくれてますよ。

作品
・2002年 冬のソナタ(キム・ヒョクス役)
・2005年  私の名前はキム・サムスン(イ・ヒョンム役)
・2017年 我は神なり(ギョンソク 役(声の出演))

チョン・ジェヨン(ミョンス役)

同じく昔馴染みのミョンス役はチョン・ジェヨンさん。

1970年11月生まれの韓国出身の俳優さんです。

「普通の人」を好んで演じているのは、韓国では少し珍しいことのようです。

下積み時代が長かったために「演技という仕事を遂行する平凡な俳優として生きたい」と考え、
「自尊心を守ってスター意識に支配されないようにしたい」と思っているとかたっていたとか。

その売れない時代を支えたのが今の奥様で
彼女が働き、ずっとサポートしてくれていたそうです。

今作の契機ともなった2015年公開の「今は正しくあの時は間違い」にも出演されています。

作品
・2003年 シルミド/SILMIDO
・2010年 く濁る村
・2012年 殺人の告白
・2014年 さまよう刃

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まとめ

作品とは別のところで盛り上がってしまっているこの作品ですが、
4作全てに人としてのはかなさが描かれているようで、全部見たくなってしまいます。

ホン・サンス監督は多くの監督からも評価が高く、「韓国のゴダール」など評されています。

今作でもカンヌで浴びた絶賛は、公開された映像の美しさから納得できますよね。

もしかしたら、監督は
「スキャンダルになった時、一緒に海外に行かなかったらどうなっていただろう」
と思ってこの作品を作ったのかもしれませんね。

そのせつなさ重ねてスクリーンに映るキム・ミニは、本当に美しいと思います。

ぜひ大人の愛を感じに劇場へ足を運んでください。

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