映画マニア、管理人です!
2018年公開のこの「ワンダーストラック」の映画は、子役の2人が主役を務めています!
1人は天才子役と呼ばれている男の子。
もう1人は、映画初出演ですが聴覚障害を持つ女の子です。
映画の中で主役2人ともが聴覚障害を持った役をしているところが特徴的な映画なんです。
そして気になるのは、「ワンダーストラック」とはどんな意味なのか。
そして聴覚障害の子どもが主役の映画がどんな内容なのかとても気になりますよね。
そこで、今回は「ワンダーストラック」のあらすじやネタバレ情報タイトルの意味さらにはキャストまでご紹介していきたいと思います。
Contents
「ワンダーストラック」あらすじ
1977年 ミネソタで、唯一の肉親である母親を交通事故え亡くしてしまいます。
叔母に預けられることになった12歳の少年・ベン。ある嵐の夜、1度も顔を見たこともない父親の行方の手がかりが母の遺した遺品の中から「ワンダーストラック」という1冊の本を見つけます。
その本の中にはキンケイド書店のしおりが挟まれていて、しおりには「愛を込めて、ダニー」と記してありました。
そして、ベンは父親の行方を探すために、ニューヨークへと旅立ちます。
1927年小さい時に両親が離婚し、厳格な父親に育てられた聴覚障害のある少女ローズ。
ローズは、母の顔を知りません。
唯一の肉親の父親とは、心が通じ合えないローズは毎日が孤独を感じていました。
そんなローズには、とても憧れている女優がいてその人の記事を集めて宝物にしていました。
そして、ローズは憧れの女優に一目会うために、ニューヨークへと旅に出ます。
孤独な2人が大切な人を探しにニューヨークへ。1冊の本が2人を引き寄せます。
異なる時代に生きる2人は、50年の時を越えて謎めいた因縁で結びつき1つになっていく不思議な物語…。
「ワンダーストラック」ネタバレ
この映画では、2つの時代が描かれています。
1つは、1977年の交通事故で母を亡くした少年ベン。
もう1つは、1927年のニュージャージーに住む聴覚障害の少女ローズ。
この時代を交えてストーリーが進んでいくにあたり、違いを出すため少女ローズのパートはモノクロームの映像とサイレント映画で古い昔をイメージしているようです。
少年ベンのパートはカラー映像でサウンドありで描かれています。
映画中に登場する重要人物の部屋に貼ってある紙には、「ドリアン・グレイの肖像」や「サロメ」などで知られる詩人で作家のオスカー・ワイルドの引用も登場します。
その言葉とは、
「俺たちはみんなドブの中にいる。でもそこから星を眺めているやつだっている。」
このオスカーの言葉の引用は、映画のテーマに関係があり、登場する人物がみんなこの言葉を心に残しているように描かれています。
この「ワンダーストラック」の映画を手掛けたトッド・ヘインズ監督は脚本の1ページ目を読んだ印象を次のように語っています。
「ブライアンの脚本には、映画に対する情熱がはっきりと現れていた。だからどのページにも映画的なアイデアで満ち溢れていた。
脚本の肝は、2つの時代とストーリーラインの間で行われているインターカットだった。また音に対しても大きな注意が払われていた。
映画製作者として、構造を練るには抗いがたい素材だった」と。
「ワンダーストラック」キャストのご紹介
簡単ではありますが出演キャストをご紹介します。
今後活躍する可能性が高いので覚えておいたほうが良いですよ。
ベン/オークス・フェグリー
全ての謎が一つになる時、少年少女に奇跡が起きる/映画『ワンダーストラック』予告編https://t.co/JhauJILumV#オークス・フェグリー #ジュリアン・ムーア #トッド・ヘインズ #ワンダーストラック pic.twitter.com/roS9MYriD3
— ムビコレ (@m_c_jp) January 19, 2018
「ピートと秘密の友達」に出演した天才子役です。
今作でも的確な演技力を見せてくれています。
オークス・フェグリー君は2004年11月生まれで、2014年の9歳の時にアイアン・ソルジャーで俳優としてデビューを果たしました。
ローズ/ミリセント・シモンズ
先日、トッド・ヘインズ監督の『ワンダーストラック』を見、ミリセント・シモンズさんを見ているだけで、『嵐の孤児』から『アニー』まで、今まで見てきた、少女映画の記憶が走馬燈のように乱舞し、いやそれすらも飛び越えてしまう純粋な映画的喜びに感涙しました。これは必見の傑作ですよ。 pic.twitter.com/oUXoul3eAU
— 大久保清朗 Kiyoaki Okubo (@kiyoakiokubo) February 22, 2018
ミリセント・シモンズちゃん自身も聴覚障害を持っています。
さらに今回映画初出演となります。
ミリセント・シモンズちゃんは、
「私は耳の聞こえないことを素晴らしいことだと思っています。静けさは美しく、平和であり、またASL(アメリカ手話)は美しい言葉だからです。」と語っています。
13歳でこう言うことを言えるのはすごいですね。
将来どんな女性に成長するのか待ちどうしいです。
ジュリアン・ムーア
#ワンダーストラック のジュリアン・ムーアは、1927年と1977年をつなぐ役どころ。トッド・ヘインズ監督とは4作目のタッグだそうです。ジュリアン会のみなさまへ。 pic.twitter.com/XmMu37rLh0
— Tatsuhisa (@tatsuhisa33) February 4, 2018
ローズとベンの物語を繋ぐ重要な役所となる人物です。
役の名前はまだ明かされていません。
ジュリアン・ムーアさんは、1990年に「フロム・ザ・ダークサイド/3つの闇の物語」で映画デビューを果たしています。
その後数々のドラマや映画に出演し、アカデミー賞主演女優賞やカンヌ国際映画祭主演女優賞など、たくさんの賞を受賞している大女優さんです。
「ワンダーストラック」最後の結末は?
結末は残念ながらネタバレ情報を見つけ出すことができませんでした。
どんな結末になるのか全く想像もできないこの「ワンダーストラック」の魅力かもしれないですね。
とにかく、ベンにもローズにも幸せになってほしいと心から願っています。
そして、「ワンダーストラック」は2018年アカデミー賞の有力候補の映画とされているので1度は必ず見たい映画の1つと言えますね。
2018年4月6日に角川シネマ有楽町ほか、全国公開されます!!
この作品はぜひ映画館で見たい作品ですね。管理人も公開が待ち遠しいです。
「ワンダーストラック」の意味とは?
試写で「ワンダーストラック」。トッド・ヘインズ作品としては異色作なんだけど、「ヒューゴの不思議な発明」の原作者ブライアン・セルズニック脚本作として観ればなるほど納得なキッズ・ファンタジーです。 https://t.co/gAdlVsP0Z3 pic.twitter.com/x3G0KU4i5a
— 長谷川町蔵 (@machizo3000) February 23, 2018
ポスターの絵は、ベンとローズの世界がニューヨークの街で交わり、2人を繋ぐ運命の舞台のアメリカ自然史博物館の展示物のイラストが散りばめられています。
タイトルである「ワンダーストラック」の意味である「驚きと幸せの一撃」を予感させるデザインとなっているのです。
まとめ
2018年4月公開の「ワンダーストラック」についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
私もこの映画について調べた時、「まさか聴覚障害を持つ子が実際に女優をしていたなんて」と驚きました。
でも、ミリセント・シモンズちゃんのコメントを読んで「この子はなんてすごい子なんだ」と、とても関心しました。
今後活躍することを楽しみにしています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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