2019年9月、全国ロードショーが決まった『僕のワンダフル・ジャーニー』。
愛犬を亡くした恋人に捧げ、ベストセラー小説となったW・ブルース・キャメロンさんの「野良犬トビーの愛すべき転生」を原作とし、世界中でスマッシュヒットを飛ばした前作『僕のワンダフル・ライフ』(2017)から2年。
待望の続編となる今作は、前作でメガホンを取ったラッセ・ハルストレムさんが製作総指揮を、ゲイル・マンキューソさんが監督を務めています。
犬のベイリーと家族、またベイリーが結び付ける家族の繋がりを描いた魔法のような作品です。
Contents
映画『僕のワンダフル・ジャーニー』前作のおさらい
炎天下の車内に取り残されたままになっていたところを、イーサンに助けてもらったゴールデン・レトリーバーのベイリー(オス)。
ともに過ごし固い絆で結ばれ、年頃になった相棒イーサンの恋のキューピッドをしたりと大忙しでしたが、思い半ばで今回の旅を終えました。
そして、この時から生きる目的を探していたベイリーの不思議な"犬生"が始まり、「イーサンを幸せにすること」に"犬力"します。
1度目の生まれ変わりは、孤独を抱えた警察官であるカルロスのパートナーで、事件捜査で活躍するジャーマン・シェパードのエリー(メス)として。
2度目の生まれ変わりは、人付き合いが苦手な大学生マヤの愛犬・コーギーのティノ(オス)として。
3度目はミックス犬(オス)となったベイリーでしたが、イーサンを求めて飼われていた家を抜け出し、一緒に暮らした農場まで辿り着きます。
こうして、大人になったイーサンと念願の再会を果たし、今作へ続きます。
映画『僕のワンダフル・ジャーニー』ネタバレやあらすじ
ようやく大好きなイーサン(デニス・クエイド)のもとへ戻ることができたベイリー(声:ジョシュ・ギャッド)。
今では、イーサンの孫娘である新しい家族CJと仲良くおままごとをする仲です。
テーブルから落ちるCJのおこぼれに待機し、一緒にミニプールで遊んだりしていました。
ところがある日、CJの父親が事故で亡くなってしまいます。
ショックから立ち直れないCJの母グロリア(ベティ・ギルピン)は、イーサンたちともうまくいかなくなりCJと共に車で家を出るのですが、老犬ベイリーはその後を追いかけられません。
もう、その元気が出ないのです。
とうとうその日がやって来て、イーサンは「次に生まれ変わったら、孫娘を守ってほしい」とベイリーにお願いします。
ベイリーは新たな使命を果たすため、子犬から再スタート。
今度は、CJが相棒です。
デートに出かけるグロリアに代わりCJに寄り添ったり、雷が鳴り続ける夜の子守役になったり、一緒に音楽を楽しんだり…。
少女から女性へと成長する間、姿こそ違えどCJ(キャスリン・プレスコット)の側にはいつもベイリーがいました。
ある日玄関のチャイムが鳴り、懐かしい匂いに胸が高鳴るベイリー。
ドアを開けると、やはりそこにはイーサンがいました。
イーサンは再びベイリーに「CJを頼むぞ」とお願いし、CJのもとを後にします。
ベイリーは、それからまた何度も生まれ変わり必ずCJのもとに帰ってくるのでした。
ある日のこと、イーサンは家族に「ベイリーには秘密があるんだ」と打ち明けます。
それから過去の出来事が音楽と共に映し出され、「本当に大切なら、ずっと一緒さ」とベイリー。
ひたむきな無償の愛を注ぐベイリーに、感涙必至です。
映画『僕のワンダフル・ジャーニー』予告映像
映画『僕のワンダフル・ジャーニー』キャスト
イーサン役/デニス・クエイド
ベイリーの命を救ったイーサンは、ベイリーと共に成長し固い絆で結ばれます。
ベイリーの初代相棒イーサンを演じるのは、デニス・クエイドさん。
実兄ランディ・クエイドさんの影響で俳優を志し、ヒューストン大学で演劇を学んだ後「ジェームズ・ディーンにさよならを」(1955)で映画デビュー。
青春映画『ヤング・ゼネレーション』(1979)。
実在した飛行士たちのドラマ『ライトスタッフ』(1983)
タイムパラドックを題材にした『オーロラの彼方へ』(2000)。
ゲイに目覚める男を演じた『エデンより彼方』(2002)で、ニューヨーク映画批評家協会賞助演男優賞受賞。
パニック映画『デイ・アフター・トゥモロー』(2004)。
サスペンスアクション『バンテージ・ポイント』(2008)などに出演。
また、バンド"the Sharks"に所属するミュージシャンでもあり、セスナ級を操縦できるパイロットの資格も持っている。
1954年4月9日生まれ、アメリカ、183cm。
ベイリー(声の出演)/ジョシュ・ギャッド
ジョシュギャッドが、大好きな、とろサーモン久保田にしか見えない pic.twitter.com/jaD0hcp3uF
— 小野田 将人(MASATO ONODA) (@onodanoo) 2017年1月28日
摩訶不思議な"犬生"を送るベイリーの声を担当したのは、ジョシュ・ギャッドさん。
俳優としても活動されており、同名小説を映画化した『ラスベガスをぶっつぶせ』(2008)でデビュー。
ロマンティックコメディ『ラブ & ドラッグ』(2010)。
ロマンティックコメディ『恋人はセックス依存症』(2012)。
『アナと雪の女王』(2013)で、オラフの声を務めアニー賞声優部門受賞。
伝記映画『スティーブ・ジョブス』(2013)。
コメディ映画『WISH I WAS HERE 僕らのいる場所』(2014)。
主演を務めた『ベストマン ーシャイな花婿と壮大なる悪夢の2週間ー』(2015)。
クラシックアーケードゲームのキャラが多数出演する『ピクセル』(2015)。
3Dアニメーション映画『アングリーバード』では、チャックの声を務めた。
その他『美女と野獣』(2017)、『マーシャル 法廷を変えた男』(2017)、『オリエント急行殺人事件』などに出演。
1981年2月23日生まれ、アメリカ、168cm。
CJ役/キャスリン・プレスコット
イーサンの孫娘でベイリーの新しい相棒CJ役に、キャスリン・プレスコットさん。
イギリスのティーンドラマ『スキンズ』(2007〜2013)。
歴史・ファンタジーロマンスドラマ『REIGN/クイーン・メアリー』(2013〜2017)。
SFスリラー『インバージョン 転移』(2004)。
『FINDING CARTER/ファインディング・カーター』(2014〜2015)。
『24:レガシー』(2017)などに出演。
1991年6月4日生まれ、イギリス、160cm。
?役/ヘンリー・ラウ
ヘンリー・ラウさんの役名はわかりませんでしたが、どうやらCJの恋人役のようです。
中国系カナダ人で、英語・北京語・広東語のほかに韓国語・日本語・フランス語・タイ語を話す。
5歳からピアノを6歳からバイオリンを習い始め、ドラムや作詞作曲の才能もあり、歌手活動をしながら米バークレー音楽大学を全額奨学金の特待生として卒業。
2006年に受けたオーディションに合格し、2008年に本格的歌手デビュー。
アイドルグループ「SUPER JUNIOR M」のメンバーで、ヘンリー(Henry)としてリードボーカルとリーダーを担当。
現在はソロ活動もしており、音楽番組・バラエティ・演技活動など幅広く活動している。
1989年10月11日生まれ、カナダ、181cm。
ハンナ役/マーグ・へルゲンバーガー
マーグヘルゲンバーガー息子が日本人と結婚!美人で年齢不詳だからか唇整形疑惑?インスタや身長、夫や若いままの水着姿とCSI、スピーシーズ、エリンブロコビッチなど出演作品 https://t.co/j7jOglhY4i pic.twitter.com/QVxhFfx0Ik
— 話のネタBOT (@u_bot_ichi) 2018年7月18日
イーサンの妻ハンナ役は、マーグ・へルゲンバーガーさん。
大学卒業後、出演していた舞台での演技が認められ『オールウェイズ』(1989)で映画デビュー。
SFホラー『スピーシーズ』シリーズ(1995,1998)。
『沈黙の断崖』(1997)のサラ・ケロッグ役。
大手企業PG&Eから、史最高額の和解金を勝ち取った女性の半生を描いた『エリン・ブロコビッチ』(2000)。
その他『イン・グッド・カンパニー』(2004)、『Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼』(2007)などに出演。
アメリカのテレビドラマ『CSI:科学捜査班』(2000〜2012)のキャサリン・ウィロウズ役でも知られる。
1958年11月16日生まれ、アメリカ、168cm。
グロリア役/ベティ・ギルピン
ベイリーの新しい相棒CJの母親グロリア役は、ベティ・ギルピンさん。
『FRINGE/フリンジ』や『ナース・ジャッキー』など、アメリカのテレビドラマに多く出演している女優さん。
ロマンティックコメディ『ロマンティックじゃない?』(2019)に出演。
1986年7月21日生まれ、アメリカ、169cm。
映画『僕のワンダフル・ジャーニー』ラストで泣ける映画!
動物たちは、見返りを求めずいつも側にいてくれますよね。
あの眼差しで真っ直ぐ見つめられたら、何でもしてあげたくなってしまいます。
動物が主人公の映画は、苦手です。
絶対泣かないと思っても、泣いてしまうから。
今回も、まんまと泣きそうです。
前作の公開発表時、SNSなどで"映画館で号泣してしまいそう"や"予告映像だけで泣ける"と、泣くこと前提の予想や報告の声が多数寄せられました。
また、実際鑑賞した方からは"何度も泣いた"とか"犬映画の中でも名作に入る"など、予想が確信へ変わったと絶賛の声が上がった『僕のワンダフル・ライフ』。
性別・年代問わず幅広い層からの支持を受け、公開3日間で興行収入2憶円突破の大ヒットとなり週末興行成績ランキングでは2位にランクイン。
今作も前作同様、みなさんにもきっとあたたかい涙が溢れることでしょう。
ただ、公開される日にちについては発表されていません。
新作映画は、そのほとんどが金曜日に公開されるため、9月のいずれかの金曜日に公開となるのではないかと思います。
映画『僕のワンダフル・ジャーニー』まとめ
「ただ今を一緒に生きたい」と願うベイリーの一途な思いの先にある感動のラストは、一体どんな愛が溢れているのでしょう。
主題歌となっているフィリップ・フィリップスさんの「Gone,Gone,Gone」(邦題:「ゴーン、ゴーン、ゴーン~ずっと君のために」)とともに、愛し愛されることを望み生まれ変わるベイリーと心の旅を経験してください。
悲しい気持ちではなく、深い感動で幸せな気持ちになれる映画『僕のワンダフル・ジャーニー』は、2019年9月に全国ロードショーです!
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