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劇場(又吉原作)映画のあらすじと予告動画!ひげ顔の山崎賢人の役柄を詳しく説明!

1番会いたい人に会いに行く。

こんな当たり前のことが、なんでできへんかったんやろな。

演劇を通して世界に立ち向かう永田と、その恋人の沙希。

夢を抱いてやって来た東京で、2人は出会った。

夢と現実の狭間でもがきながら、かけがえのない大切な誰かを想う。

切なくも胸にせまる恋愛作品。

累計発行部数33万部!

芥川賞『火花』より先に書き始めていた『又吉直樹』の作家としての原点!

書かずにはいられなかった、たった1つの不器用な恋。

劇場(又吉原作)映画のあらすじと予告動画!ひげ顔の山崎賢人の役柄を詳しく説明!

紹介していきたいと思います。

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Contents

『劇場』ネタバレ・あらすじ


『永田』は、高校卒業後、上京してすぐに中学からの友人『野原』と2人で『おろか』という劇団を旗揚げした。

劇団では、脚本家兼演出家を担当していました。

しかし、演劇に全てを捧げようとする本人の想いは、空回り。

前衛的な作風は、客足も重く、公演を重ねるたびに酷評の嵐だった。

わずかにいた劇団員とも衝突して、野原を除いて、去られてしまいます。

永田は、演劇に身も心も捧げながら、実生活では社会や周りの人々と協調ができない不器用な人間。

バイトをしながら、ギリギリで生活していました。

そんなある日、街で同じスニーカーを履いた『沙希』に『靴が同じ』だと声を掛けます。

その瞬間、自分でも理解できない激しい感情に揺さぶられ『声を掛ける』などという言葉では表現できない必死さで、懇願するように沙希を求めます。

それは、まるで自分という存在を保つ為に、沙希という存在が必要だと言わんばかりの行動でした。

突然の出来事に沙希は戸惑いますが、様子がおかしい永田が放っておけなく一緒に喫茶店に入ります。

最初は、恐怖さえ感じた沙希でしたが、やがて永田を受け入れる事を決心します。

沙希は、女優になる夢を抱き上京し、服飾の大学に通っている学生です。

お金のない永田は、沙希の部屋に転がり込み、2人は一緒に住み始めます。

永田の才能・存在を認め、唯一の理解者として、全てを受け入れる。

永田は、そんな彼女の優しさに感謝しつつも、底なしの優しさにおののき始める。

一緒に過ごす時間が過ぎるにつれ、永田の愛は尖っていき、沙希をしても理解の範囲を超えるようになります。

演劇に取り憑かれ、周囲の才能に嫉妬しながら、手の届かない自分のふがいなさに絶望する。

それが、感情のよどみになって、身近で支える沙希を傷つけてしまう。

沙希は、自分の夢を重ねるように永田を応援し続ける。

永田は、自分を理解してくれ支えてくれる沙希を大切に思いつつも、理想と現実と間を埋めるようにますます演劇に没頭していく・・・

監督行定勲
出身日本・熊本県・熊本市
生年月日1968年8月3日
経歴 『第25回 日本アカデミー賞』最優秀監督賞『GO』
『第44回 ブルーリボン賞』監督賞『GO』
『第6回 日本映画批評家大賞』監督賞『GO』
『第14回 日刊スポーツ映画大賞』監督賞『GO』
『第16回 高崎映画祭』若手監督グランプリ『GO』
『第28回 日本アカデミー賞』優秀賞『世界の中心で、愛をさけぶ』
『第29回 日本アカデミー賞』優秀監督賞『北の零年』
『第1回 HIHOはくさい映画賞』『遠くの空に消えた』『クローズド・ノート』
『第60回 ベルリン国際映画祭』国際批評家連盟賞『パレード』
『第18回 千田是也賞』『ブエノスアイレス午前零時』『タンゴ・冬の終わりに』
『ショートショート・フイルム・フェスティバル&アジア2016』観光映像大賞
『うつくしいひと』
『2016年 APNアワード』
『第68回 ベルリン国際映画祭』国際批評家連盟賞『リバーズ・エッジ』

主な監督作品
2000年『ひまわり』(兼脚本)『閉じる日』(兼脚本)
2001年『贅沢な骨』(プロデュース・脚本)『GO』
2002年『ロックンロールミシン』(兼脚本)
2003年『セブンス アニバーサリー』『OPEN HOUSE』(兼脚本)
2004年『きょうのできごと a day on the planet(兼脚本)
2004年『世界の中心で、愛をさけぶ』(兼脚本)
2005年『北の零年』『春の雪』
2007年『遠くの空に消えた』(兼脚本)『クローズド・ノート』(兼脚本)
2010年『今度は愛妻家』『パレード』(兼脚本)
2013年『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』
2014年『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』『真夜中の五分前』
2016年『ピンクとグレー』2017年『ナラタージュ』
2018年『リバーズ・エッジ』『いっちょんすかん』(兼脚本)
2020年『窮鼠はチーズの夢を見る』『劇場』

監督『行定勲』コメント
小説『劇場』はあまりにも身に覚えがある場面ばかりで胸をかきむしるような想いで読んだ。
私は又吉さんが書いた主人公がまとう空気をどうしても撮りたくなった。
ザラザラとした、夜が明ける頃に感じる切なくて淋しい空気を。
下北沢、渋谷、井の頭公園、そこかしこで錆つきそうな青春が吹き溜まっている。
山崎賢人と松岡茉優という稀代の若く鋭い感性とともに、自戒を込めてどうしようもない男と女の在り方を映画として映し出せたらと思います。

2018年公開、監督・脚本作品『いっちょんすかん』

4月14日夜。

中年の『よしひろ』『洋平』『ソリ』『ボン』は、店で酒を飲んでいた。

何かあれば『あいつ、いっちょんすかん』と口癖のように言い合う幼馴染だ。

店内には『田上』の姿もある。

そこへ泥酔した『マコ』が現れるも、田上とは気まずい雰囲気。

田上への当て付けに、マコは、よしひろに家まで送って貰う事になる。

抜け駆けされ、みんなはまたも言い合う『いっちょんすかん』

気付けば店には、田上とソリだけ。

すると、グラッと店内が揺れだした。

停電、悲鳴、物が落ち壊れていく・・・

1度目の大きな地震が熊本を襲った。

避難所では、テレビ取材を受ける『ゲン爺』の姿。

相変わらずの様子に、バカにして笑う幼馴染の4人と田上は、ゲンコツをお見舞いされそうになる。

危機は去ったかのように思えたが、余震はまだ続いていた。

マコの安否が気になる田上は、必死に探し回り、車の中で眠るマコを発見する。

自分のヘルメットを、そっとボンネットに置いて去って行く。

4月16日、深夜1時。

2度目の大きな地震が熊本を襲った。

避難所には、いつものメンバーと田上が集っていた。

しかし、ボンの姿が見当たらない。

そして、マコの姿も・・・

田上はマコを探しに、他のみんなはボンを探しに、真っ暗な余震の続く熊本の街へ出て行く・・・

『行定勲』監督、熊本映画3作品目。

熊本の情景を記録した映画『うつくしいひと』『うつくしいひと サバ?』

『うつくしいひと』シリーズのスピンオフとして、撮影されました。

2度の大地震に襲われた当夜の様子を、コミカルに描いています。

シリーズで御馴染みの、田上『米村亮太朗』と、

恋人マコ『倉科カナ』のラブストーリーも描かれている。

熊本で活躍する、タレント・芸人・アナウンサーの方々をキャストに迎えて、

シリーズで御馴染みの探偵・玉屋末吉役『高良健吾』

特別出演、ゲン爺役『大地康雄』

そして『斎藤工』が、友情出演。

笑えて・泣けて、心温まる作品に、仕上がっています。

脚本は『第53回 岸田國士戯曲賞』『第20回 鶴屋南北戯曲賞』受賞『蓬莱竜太』

行定監督と『ピンクとグレー』で、作品を共にしています。

原作『又吉直樹』コメント
『劇場』という小説は、恋愛というものの構造がほとんど理解できていない人間が書いた恋愛小説です。
恋愛小説と呼べるものになっているかすらもわかりません。
ただ、若くて未熟な二人がともに過ごしたどうしようもない時間を必死で書いているうちに、作家のわずかな能力を超えて濃密な風景が幸運にも立ち上がったと感じています。
ちょっと表現まわりくどいですか?
『こいつなに一丁前に作家ぶっとんねん』と思いました?
でも、本心なんです。
それくらい自分にとって、大事な作品です。
信頼している行定勲監督、そして山崎賢人さん、松岡茉優さんをはじめ、魅力的な俳優陣によって映像になることを嬉しく思っています。
普通、原作者はシンプルな言葉で感謝を綴るくらいが丁度いいと思うのですが、思わず長文になってしまい恥ずかしいです。
そして、言い訳しているせいで、より長くなってしまいました。
すみません。
絶対観に行きます!

小説『火花』累計発行部数283万部!(※2017年2月時点)

『第28回三島由紀夫賞』候補作『第153回 芥川龍之介賞』受賞

ドラマ『火花』2016年6月3日 Netflix配信。主演『林遣都』『波岡一喜』

映画『火花』2017年11月23日公開。主演『菅田将暉』『桐谷健太』



本作は『2019年6月初旬』クランクイン『2019年7月中旬』クランクアップです。

下北沢を中心に、新宿、埼玉県所沢市でも撮影が行われていました。

行定監督のコメントから、渋谷・井の頭公園などもロケ地になっています。

特報・予告動画がアップされ次第、掲載します!





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『劇場』キャスト

永田『山崎賢人』

   

名前山崎賢人※崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
出身日本・東京都
生年月日1994年9月7日
経歴『第39回 日本アカデミー賞』新人俳優賞『orange』『ヒロイン失格』
『第98回 ザテレビジョンドラマアカデミー賞』主演男優賞『グッド・ドクター』
2019『IQIYI Sreaming Night 』アジアベスト俳優賞

主な出演作品
2011年『管制塔』
2012年『麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜』『リアル鬼ごっこ3』『Another』
『今日、恋をはじめます』
2013年『ジンクス!!!』2014年『L・DK』『ヒロイン失格』
2015年『orange』
2016年『オオカミ少女と黒王子』『四月は君の嘘』
『映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』
2017年『一週間フレンズ。』『ポエトリーエンジェル』
『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』『斉木楠雄のΨ難』『氷菓』
2019年『羊と鋼の森』『キングダム』
2020年『ヲタクに恋は難しい』『劇場』

『山崎賢人』コメント
初めて本を読んだ時、人としてダメな部分ばかりですが、表現者としてとても共感できる弱さを見せる永田をすごく魅力的だと感じました。
自分にとってとても挑戦的な作品でしたが、以前からご一緒したかった行定監督のもと、今しか出せない自分のものを全部出せているのではないかと感じています。
撮影を通して、とても魅力的な原作にさらに映画としての魅力を盛り込んだ作品になるのではないかと思っています。

沙希『松岡茉優』

   

名前松岡茉優
出身日本・東京都
生年月日1995年2月16日
経歴『第25回 ゆうばり国際ファンタスティック映画祭』ニューウェーブアワード 女優部門
『第8回 TAMA映画賞』最優秀新進女優賞
『ちはやふる -下の句-』『猫なんかよんでもこない。』
『第40回 山路ふみ子映画賞』山路ふみ子新人女優賞
『ちはやふる -下の句-』『猫なんかよんでもこない。』
『第30回 東京国際映画祭』東京ジェムストーン賞『勝手にふるえてろ』
『第27回 日本映画プロフェッショナル大賞』主演女優賞『勝手にふるえてろ』
『第10回 TAMA映画賞』最優秀女優賞
『勝手にふるえてろ』『万引き家族』『ちはやふる -結び-』『blank13』
『第40回 ヨコハマ映画祭』助演女優賞『万引き家族』『ちはやふる -結び-』『blank13』
『第42回 日本アカデミー賞』優秀主演女優賞『勝手にふるえてろ』
優秀助演女優賞『万引き家族』
『第61回 ブルーリボン賞 – 助演女優賞『万引き家族』『ちはやふる -結び-』
『第28回 東京スポーツ映画大賞 – 助演女優賞『万引き家族』

主な出演作品
2006年『AKIBA』2008年『ボディ・ジャック』2009年『愛のむきだし』
2010年『好夏zerφ3 パンプキンレクイエム』『少女戦士伝シオン』
2011年『RAFT』2012年『ポテチ』『桐島、部活やめるってよ』『悪の教典』
2013年『映画 鈴木先生』『はじまりのみち』『絶叫学級』
2014年『放課後ロスト エピソード3「倍音」』『リトル・フォレスト 夏編・秋編』
2015年『リトル・フォレスト 冬編・春編』『サムライフ』『ストレイヤーズ・クロニクル』
2016年『猫なんかよんでもこない。』『ちはやふる -下の句-』
2017年『勝手にふるえてろ』
2018年『blank13』『ちはやふる -結び-』『万引き家族』
2019年『蜜蜂と遠雷』『ひとよ』2020年『劇場』

『松岡茉優』コメント
沙希役の松岡茉優です。
同い年の山崎賢人君とは実は昔共演しているのですが、直接一緒にお芝居するのは初めてです。
永田と沙希について、撮影中何度も2人で話し合いました。
2人とも脚本に心底惚れており、意見が違ったことはありませんでした。
とても繊細な本で、私たちの演じ方が変わってしまうと、話の到着すら変わってしまいそうで。
行定勲監督が若い私たちを導いてくれました。
全国の恋する、愛する、はたまた情で離れられなかったり、何かのきっかけを失っているパートナー達が救われる映画になると思います。
完成を楽しみにしていてください。

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『劇場』ひげ顔の山崎賢人の役柄を詳しく説明

永田役で主演を務める山崎賢人は、ひげを生やして役作りに挑みました。

初めて演劇のようなものをやり始めたのは、中学生の頃。

きっかけは、入学式の数日後に開かれた、オリエンテーションでした。

オリエンテーションの時に発見した、自身の小さな創作意欲が、一気に弾けます。

高校に進学してからは、野原と一緒に大阪の難波や京都まで、演劇を観に行くようになります。

演劇部に在籍して、永田が書いたものを野原と時間をかけて作りこみ、人数が必要な場合だけほかの誰かに参加してもらうという恰好でした。

上京後、すぐに野原と2人で『おろか』という劇団を旗揚げします。

結成して3年になりますが、客足は重く、また公演を重ねるたびに、酷評の嵐にさらされます。

劇団員から、前衛を履き違えていて、現代でもっとも避けるべき手法を得意気に実践してまっていると言われます。

永田は、自分という存在が、わからなくなります。

家賃も払っていない部屋で、彼女の親に言われた正論に対して暴言を吐き、なんの罪もない優しい人を傷つける。

そして、何事もなかったかのように眠り、ふてぶてしく腹を空かす。

いつからか、嫌われることが標準になり、誰にも期待しなくなってから楽になる。

演劇に身も心も捧げながら、実生活では、社会や周囲と上手く協調できない不器用な青年です。

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まとめ

映画『劇場』を、まとめてみました。

『2020年』全国ロードショーです!

『MoviesFan』では、追加情報が分かり次第、随時掲載します。

主題歌は、誰になるのか? 楽しみですね!

発表されていないキャストは、誰が登場するのか? 楽しみですね!

売れない劇作家『永田』彼を必死に支えようとする『沙希』

誰よりも深くお互いを理解しながらも、すれ違う心。

2人の7年間の物語を描いた作品です。

心を満たすのは、きみと話したり、きみが笑顔で隣にいる。

そんなありふれたことが、明日へと繋がる。

結末は、原作通りになるのか? 楽しみですね!

読んでいただき、ありがとうございました。

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