だんだんと獅子雄と若宮のコンビが、シャーロックっぽくなってきましたね!
二人の名コンビ具合が、回を重ねるごとに、テンポよく進んでいきます。
前回は「女性犯人説」が外れてしまいましたが、まだまだ「守谷(モリアーティ)」が女性という可能性も?
はたして、今回、2人の前に立ちはだかる事件とは?
「シャーロック」5話ネタバレ!
ある日、ひとりの男性が亡くなる。
だが、死体が見つからず、はたして「死亡」にしていいものか、悩む事件であった。
若宮は獅子雄と暮らしているが、家賃や生活費を払っていなかった。
何もかも若宮のお世話になっている獅子雄のもとに、江藤刑事がやってくる。
110番通報があり訪れたその部屋は、スプラッター映画のように血液が舞い散っていた。
しかし死体はない。
その部屋の持ち主である、町田のことを調べ始めた江藤刑事と小暮刑事。
死体がないのでは調べようがないため、刑事たちも手をやいていたが、町田が政治家の息子だったことから、上層部から捜査を指示される。
うつらうつら誉さん。#シャーロック pic.twitter.com/cIygSTN5ws
— そら。'19 (@sora_color) November 4, 2019
何とか町田の本性を明かしたい獅子雄は、現場に残された遺留品から、その血液が町田の職場の部下・乾のものだとつきとめる。
調べていくと、乾は町田からパワハラを受けていたのでは、という疑惑が出てくる。
そしてその乾は、数日前から行方不明だった。
会社に事情を聞きに行くと、同僚たちはパワハラの件を否定する。
調べているうちに、町田は犯人かと思われる人間から、暴行を受ける。
町田は暴行された時に顔を見ていないが、乾の連絡先から脅迫を受けていたため、乾の仕業だと言った。
そのうち、ネットで事件のことが取り上げられるように。
町田側は事実を隠したがったが、乾の母はマスコミにインタビューを受けて、パワハラの件を明かす。
怪しんだ獅子雄は、若宮と共に、乾の自宅へ向かう。
「息子は帰ってくる」と信じてやまない母を見て、若宮は手に巻かれた包帯から、医療従事者だった、と付きとめる。
それを聞いて、獅子雄の顔色が変わる。
獅子雄は、先日パワハラの件を告白してくれた社員を呼びだす。
もともと町田のパワハラの矛先は彼だったが、乾に変わったことで、片棒を担ぐことになる。
そこで、乾の仕業に仕向けるため、町田を暴行していたのだった。
SHERLOCK、ぼーっと見てたけど、原作の現代アレンジ上手いな。
シャーロックとワトソンくんの関係性の現代化が自然でうまい。— 緋南 (@sunflower0230) November 4, 2019
獅子雄は江藤と共に、乾の母のもとへ向かう。
乾はやはりパワハラが原因で亡くなっていた。
首つりして自殺した乾を、母は飼っているグッピーの水槽ポンプを使って、血液を抜いた。
そして復讐を誓ったのだ。
息子の血を抜いた乾の母親は、死体の適切な保存方法(エンバーミング)を使い、町田の部屋に血を捲いた。
犯罪を被せることはできない、と言った獅子雄。
しかし乾の母は「これは殺人でしょ。」と言って叫んだ。
実態があっても裁かなければ意味がない、と言った乾の母は、誰も裁かないのなら、自分が裁くしかない、と決意したようだった。
パワハラ野郎にお咎めなし…
現代も本質より話題性をとってるものたくさんだと思う。犯罪はいけないけど、そりゃお母さんの気持ちわかるよ。
あの企業、しばらくしたら元に戻るんだろうな…— ともか (@ytuokmaoca) November 4, 2019
しかし実際は違ったのだ。
過干渉な母親はいつも乾のことを思っていた。
そのなかで、唯一自分の力で勝ち取ったのが就職で、そこだけは手放したくなかったのだ。
不倫をしていると思っていた父親は、そんな母親の姿を見ることが嫌で、ひとり部屋を借りていた。
ただひとつのかけがけのない存在。
まとめ
今回はとても、切ない最後でしたね。
パワハラのことが取り上げられるかと思いきや、お咎めなしで、母親の思いは無かったかのようにされました。
母親からのプレッシャーが彼を殺したかと言われれば、そうなんですが…。
それでも引き金はパワハラだったことに変わりはないですよね。
もやもやした事件でした。
コメントを残す