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アンサングシンデレラ|11話(最終回)ネタバレ!瀬野は死んじゃったのか?葵の責任はどうなった?

ついに最終回を迎えた「アンサング・シンデレラ」

複数のがんを抱えた患者は、みどりの教育係だった瀬野。

瀬野の担当薬剤師になったみどりは、治験に参加することとなりましたが…

10話のラストでは薬剤部が不穏な空気に。

果たしてハッピーエンドを迎えるのでしょうか?

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Contents

「アンサングシンデレラ」11話(最終回)ネタバレ!

あれから2年が経過した。

みどりは産婦人科で働いていたが、そこに小野塚が尋ねてくる。

小野塚と食事をとり、心春が研修できていることを聞かされると、嬉しそうな顔をするみどり。

小野塚は救急を、瀬野に代わり任されているといった。

小野塚は総合病院に戻ってきてくれ、とみどりに頼むが、みどりは了承しなかった。

するとそこに、電話がかかってくる。

妊娠35週の妊婦・千歳が急に倒れた、という知らせだった。

倒れてお腹を打った千歳は、てんかんの持病を患っており、きちんと薬を服用していなかったために、ふらついたのだ。

だが千歳は、服用していなかったことを、みどりに明かせないまま処置に入る。

入院した千歳は、同室の星名にてんかん薬を捨てる場面を見てしまう。

だが千歳がみどりに対して服用している、とウソをついているところを見て困惑する。



みどりは同僚たちに、なぜ産婦人科にきたのか、と問われ話をしだした。

「治療効果が得られるのが遅くて…

治験審査のプロセスが問題視されることになりました。

それで責任をもって辞めました。」

それを明かすと、みどりは薬の相談のため、席を離れた。



そのころ、総合病院では、みどりが戻ってくる許可が下りた。

だが、小野塚がみんなにみどりが戻ってこないことを伝えると、寂しそうな顔をする。

しかし「生き生きしていた」とみどりの様子を伝えると、みんなは嬉しそうな顔をしたのだった。



千歳がふらついているのを見た星名は、みどりに薬を捨てていた事を伝える。

みどりが千歳にそれを聞くと、

「てんかんの薬を飲んでいると、母は普通の妊婦ではない、という。

てんかんの薬を飲まなければ、私も普通の妊婦になれる。」

と千歳は泣きながら答える。

みどりは優しく笑いかけながら、

「あかちゃんのために、出産を頑張りましょう」

と声をかけると、千歳はそれを了承し、再びてんかんの薬を毎日飲むようになった。


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普通の子ってなに?

その夜、千歳は星名に声をかけた。

「少しお話できませんか?」

星名とのベッドにあるカーテンを開けると、2人は話し出した。

千歳は星名に、てんかんの持病の話をする。

そしててんかんの持病が分かってから、母が何度も「普通の子供じゃない」と言って育ったことを伝えた。

「不安なんです、染みついちゃって。

普通の子供を産んで、普通の子供を育てられるかどうか。」

それを聞いて星名は

「みんな同じだよ。

健康な子が生まれるとも限らない。

でも、子供にはいいことも、悪いことも、個性があるってことを忘れないようにしないとね。」

と言って、千歳の手を握って笑いかける。

千歳も嬉しそうに笑った後ろ姿を、千歳の母が眺めていた。

千歳の本音を聞いた母は、少し切なそうに、声をかけず去っていった。




出産前に、千歳と千歳の母に、再び説明をする。

そこで千歳の母は

「ほかのお母さんたちのように、みじめな思いをするのは、この子なんです。

いい面ばかりを並べ立てないで。」

と怒る。

静かに聞いていた千歳だったが、

「てんかんを隠して生きていけ、ってそんなに私は恥ずかしい娘なの?」

とさらに怒っていった。

そして最後に

「お母さんに頼らず、この子と2人で生きていく!」

と啖呵を切って、部屋を出ていく。



後日、みどりは千歳の自宅を訪ねた。

母は、自分が千歳を生んでから

「元気な子供に産んであげられなくてごめんね」

と悔いていたので、千歳が同じ思いをしないように奮闘していたのだ。

そして最後に、母はみどりにお守りを託した。


病院に戻ったみどりが、千歳にお守りを手渡すが、千歳はお守りを手にしようとしない。

と、千歳がベッドから離れようとすると、何と破水してしまう。

逆子のため帝王切開を試みるが、麻酔科の医師はオペ中で2時間かかる。

子宮収縮剤で分娩を抑えようと処置していると、みどりが「すぐに戻ります」といって病院から出ていってしまった。


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瀬野の姿が…

数分後、千歳の母がみどりと共に戻ってくる。

そして、麻酔科の医師も到着し、無事に出産は成功した。

目を開けた千歳の横には母が寝ていたが、そこにみどりが入室。

帰ろうとする母に

「赤ちゃんのいるところまで連れてって」

と声をかけた。



ガラス越しに赤ちゃんを見た千歳は、涙を浮かべる。

「小さくうんじゃって、ごめんね、」

それを聞いて、千歳の母は、肩を抱くと

「あなたのせいじゃない。

あなたはちっとも悪くない。

おめでとう。」

そういって、2人は泣き、手を握った。



後日、千歳が赤ちゃんと退院していった。

その横には、嬉しそうに笑う母の姿が。



みどりたちが室内に戻ると、スタッフたちが声をかけてきた。

「先日、販田部長がここにきました。

総合病院で、葵さんの力が必要だと。」

だがそれを聞いても、みどりは、

「私はまだ、ここで働きたいです。

私の尊敬する薬剤師さんは、家族のことまでしっかり見る人だったので、ここなら近づけるかもしれないんです。」

と言って戻ることを断った。

するとそこへ、後ろから瀬野が歩いてきた。

瀬野が元気そうな姿を見て、

「退院して、リハビリもこなしてる。

来月から、病院に復帰する。」

それを聞いたみどりは嬉しそうに

「闘病生活お疲れ様でした」

と頭を下げた。

みどりは

「ここでもっと勉強して、理想の薬剤師に近づけたら、戻ろうと思います。」

と笑顔で瀬野に言った。

最後に瀬野はみどりを見ると

「ありがとな」

と振り返って笑った。



そして数年後、みどりは萬津総合病院に戻ってきた。

救急には、瀬野と小野塚が連携して働き、薬剤部も以前のように明るい雰囲気が包んでいた。


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まとめ

みどりが責任をとった、という流れでしたが、瀬野も元気で生きていたことだし、そんなに責任を取る必要があったのか…?

と流れの強引さを感じた最終回!

今回は産婦人科の話で、萬津総合病院がメインではなかったので、スピンオフのような雰囲気でしたね。

どちらかといえば、前回の10話のほうが最終回のようなストーリーでした!

最後瀬野がちょっとだけしか出なかったので、田中圭さんファンの方は、物足りない終わり方になってしまったのでは?

全体を通して戻ってこない雰囲気だったのに最後の最後であっという間に戻ってきていたのも、ボリュームが物足りませんでした。

とはいえ、まだ原作も続いているので、仕方がなかったのでしょう。

薬剤師という、あまりスポットが当たることのない職業を知ることが出来て、関心が広まったドラマだったのではないでしょうか。

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