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アンダーユアベッド(実写映画)ネタバレやあらすじ!キャストや安里麻里監督ってどんな人?

ベッドの下で女性を監視する男…もしかして…「新種のストーカー」?!

異常なまでのストーキング!愛…それとも狂気か!男の思いは加速度的に暴走していく。

近年話題作に連続出演している「高良健吾」が、孤独ゆえに異常な行動を起こす男の心情を、切なく繊細に体現する主演作が今夏公開されます。

アンダーユアベッドのネタバレやあらすじ!キャストや安里麻里監督ってどんな人か探ってみました。

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Contents

ベッドの下で生活するって?!

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🖤 #高良健吾 #アンダーユアベッド

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男は11年前に恋した女性を監視・盗撮するために彼女のベッドの下に潜り込み生活する。

ベッドの下で真上の彼女を思い…ベッドの下から覗き見しながら過ごし始める。

この作品…ある意味ホラーです。

登場する人物も、みんな怖いから…かなり異常な感じ…だからR18指定なんですね!

ベッド下の生活って、狭く窮屈でどう過ごすのか?非常に気になります!

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原作は?

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. 「アンダー・ユア・ベッド」大石圭 読了。 . ─── ある晩、突然、僕は佐々木千尋を思い出した。19歳だった彼女と僕がテーブルに向き合ってコーヒーを飲んだこと。彼女の亜麻色の髪、脇の下の柔らかそうな肉、八重歯、透けて見えたブラジャーの色や形…9年も前の、僕の人生のもっとも幸福だった時間──。そして僕は、佐々木千尋を探すことにした。もう一度、幸せの感触を思い出したいと願った──。それは盲目的な純愛なのか?それとも異常執着なのか?─── . ホラーのカテゴリーだったのだが、 これはいろんな意味でホラーだ。笑 登場する人物、みんな怖いから。← かなり異常な感じ。 でも気になるしハラハラするしとにかく先を知りたくて 少しでも時間があれば読みたかった。笑 . …1歳の子供って絶対にそんな扱いは違うよね、などと ツッコミたくなった所も多々あったかな。笑 . #小説 #読了 #大石圭 #アンダーユアベッド

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原作は、大石圭のホラー小説を映画化。

大石圭は、1993年デビュー作の『履き忘れたもう片方の靴』で、第30回文芸賞佳作を受賞し2003年には、映画・ビデオ「呪怨」のノベライズを手がけたことでも知られています。

最近では純文学からホラー路線に移り、人気を博している作家の一人です。

大石氏が描く主人公は、たとえそれが犯罪者やストーカーであっても、悪い奴だけど、ついつい応援したくなるようなキャラクター描写をめざしているとのことです。

本作でも異常なストーカー行為を行う主人公だが、何故か彼に応援したくなる気持ちになってきます!

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あらすじ

誰からも忘れられている存在感のない男が、9年前にたった一度一緒にコーヒーを飲んだだけの女性を忘れられずに、その女性を追いかけるストーカー男が主人公。

その女性を探し出して、日常を監視し始めていく。

そして…そのために、彼女の部屋のベッド下に潜り込み生活する…アンダーユアベッド

通常であれば変態的で異常な行い、簡単に言えばストーカー行為です。

しかし、男にとっては彼女との妄想を募らせたりせず、ただ彼女に幸せでいてほしいという想いだけなのです。

愛ゆえの、行為なのです。

いきなりネタバレ

三井直人には夢があった…もう一度、彼女と見つめあってコーヒーが飲みたい。

ある日突然、彼は19歳の時に大学の同じクラスにいた「千尋」という女性を思い出す。

もう一度、あの時の幸せの感触を思い出したいと願った

現在の様子が知りたいと調べたところ、やはり結婚して子供がいる。

幸せな姿を一目見たらそれでいい…と思っていたら、

目の前に現れた彼女は、別人のように変わっていた!

どうも様子がおかしい。と…ストーカー行為スタート。

生活の情報を得ようと色々な手を使い、部屋に潜り込みソファーやベッドの下にいます。

始めのころは、夫婦の夜の寝室のベッドの下にいる…ヘンタイな主人公。

他人には気のいい青年で通っている、千尋の夫・健太郎。

それから明らかになってくる、千尋の夫の素顔…千尋の夫・健太郎はDV夫だった!

それからも、妻に対する暴力や凌辱行為がドンドン続く!

ベッドの下で、すぐそばで、どれだけ千尋が殴られてても…

健太郎キサマ~~もう耐えられない!って、助けに出て行ける主人公じゃなくて..

暴力シーンを共に耐え…なんとかしてくれ~と祈るのみ・・祈るだけ・・

ベッドの下で祈るだけ~

そして,ラスト! 彼は夢を抱きます。

主人公が望んだ夢とは…ささやかな夢とは何だったんでしょうか?

気になりますね!

原作の小説を読んだ方の感想

女性

小説「アンダーユアヘッド」を読もうと思った理由は「その当時に、自分の中ではホラー小説ブームが起こっていた」からです。

様々なホラー小説を読んでいましたが、一番と言っていいほどインパクトがあったのが、この「アンダーユアヘッド」でした。

アンダーユアヘッドの簡単なあらすじとしては、30歳の主人公である「僕」がある日、19歳の時に同じ大学に通っていた「千尋」という名前の女性のことを思い出します。

現在の様子が知りたいと思い調べたところ、やはり結婚して子供がいるようでした。

「幸せな姿を一目見られたらいい。」と思っていたのですが、どうも様子がおかしいのです。

ストーカー行為をして千尋の近辺を調べると、とても幸せそうにない千尋の生活の実態が次第にわかってきます。

千尋の危機に主人公がとった行動とは、、、あまり書き過ぎるとネタバレになり過ぎてしまうので、あらすじとしてはこんな感じです。

小説「アンダーユアヘッド」を読んだ感想としては、まず「ホラー小説だと思って読んだ割には面白かった」ことです。

ホラー小説は好きだけど、サスペンス小説はあまり好きじゃないので、内容が面白くなければ途中で読むのをやめていたかもしれません。

アンダーユアヘッドには、幽霊的なものが登場してくるわけではありません。

しかし、内容がとても怖く、面白いです。

主に登場してくるのが、主人公である「僕」と大学の同じクラスだった「千尋」、千尋の旦那である「健太郎」の3人。

それぞれの考えが、それぞれの視点から語られているため、読んでいてもわかりやすいです。

視点が切り替わることで、見え方が変わってくるので、2回、3回と読んでいくと「千尋はこういう気持ちだったのだ」とか「主人公はこうだったのか」などわかってくることが色々とあり、飽きずに読むことができます。

しかし、暴力のシーンは結構過激に語られているので、読むのが辛くなるかもしれません。

「女性に手をあげることに躊躇がない男性とは、こういう思考なのか」と気持ち的に嫌になってくる場面もあります。

こんな地獄な家庭は嫌だと読んでいて感じました。

自分の身を千尋に置換えて読んでみると、胃が痛くなるほどの心理的な恐怖と暴力に耐えて、主人公に「なんとかしてくれー」と祈ってしまいます。

小説「アンダーユアヘッド」の結末まで読んでみると、暴力に対する嫌な気分と主人公の切なさが残ってしまい、いつかまた忘れた頃にまた読んでみようと思う作品です。

男性

この話には、私の中でいう「普通」からかけ離れた「異常者」しか出てこない。
主人公であるストーカー男、男に想われる女。そしてこの女の夫である。

ストーカー男は、9年前に1度コーヒーを飲んだだけの女をふとしたことをきっかけに思い出し、捜し当て、近所に引っ越しをし、盗聴、観察し続け、定期的に家に侵入するまでになる。
これだけでも十分に気持ちが悪いが、特に眉をひそめてしまうのが、9年前の女に近くなるようにマネキンを作りあげていくところだ。

その過程が不気味で気持ちが悪い。
そして、マネキンを抱きしめたり、ベッドに入れて抱きしめて、足を絡ませて朝まで過ごしたりするのだ。

男の中に自身の異常性、変態性に後ろめたさがあるのか、「ごく、ごく稀にだが」や、「そして1度、たった1度きりだが」と、それほど回数が多くないことを強調する部分がある。

「回数が少ないからそれほど僕はおかしくないんです。変態ではないんです。」と言っているようで、それが余計気持ちが悪い。

いやいや、1度きりでも、ソレやるのは異常だから。変態だから。とつっこみを入れてしまう。

その男に想われる女は、夫から虫けら同様の扱いを受け、ひどい暴力、凌辱を受けている。

ストーカー男が惹かれた当時の女とはまるで別人になるほどに。

そしてその女の夫は、女への暴力、凌辱によって征服欲を満たす快感を覚えてしまった憎むべき人物である。

女は何者かが家に侵入し盗聴していると知りながらも、あまりにもひどい夫からの暴力、凌辱から、その何者かに助けを求める気持ちになる。

普通なら家に侵入し、盗聴するようなストーカー男は嫌悪すべき対象なはずなのに、自分を救い出してくれるヒーローかのようにすがるのである。その様子も異常に映る。

話の前半では、男の異常性に嫌悪感を抱くのだが、後半に暴力夫の暴力、辱めが明らかになりエスカレートしてくると、男ではなく、暴力夫への怒り、嫌悪感が私の心を支配していった。

ここまでくると「暴力夫を倒せ!女を救え!」と、男を応援するようになっている。

勝手に女の家に侵入し、ベッドやソファーの下で夫婦の様子を伺っているような気持ちの悪い男を。

男が暴力夫を殺した時には、女が暴力夫から救われたと安堵すらしてしまう。
男の、女の家への侵入や盗聴、殺人は犯罪だが、それがなければ女を夫の暴力から救えなかった可能性があり、この話で「良いこと」と「悪いこと」で色を分けるのは難しい。
あんなに男の異常性を嫌悪していたのに、最終的には男を応援してしまった。
理解できない。と、一線を画したいのに、「結局は男に同調する部分があるじゃないか。」と指摘されたような気分になり、なんだか気まずい思いをする内容であった。

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キャストは?

主人公・三井直人役を高良健吾が怪演します。

公開決定にあわせ、高良がベッドの下から監視し続ける姿をとらえたカットもみられます。本当にベッドの下で覗き込んでいますね!

しかし、共演している千尋役の女優さんの名前は、まだ出てきていません?

安里麻里監督ってどんな人

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昨日はこれ。打ち上げ。 #安里麻里監督 #ベントラー的な

Keisuke Toyoshimaさん(@toyoshima19711113)がシェアした投稿 –

本作で、メガホンを取るのは『バイロケーション』『氷菓』の安里麻里監督。

黒沢清、塩田明彦といった鬼才の助監督を経て、2004年『独立少女紅蓮隊』で劇場長編映画デビューを果たしました。

2014年『バイロケーション』ではホラー要素と謎解きミステリー、人間ドラマを融合させ、各方面で絶賛を浴び、そのほかの作品に大ヒットシリーズの三連作『リアル鬼ごっこ3・4・5』『劇場版 零~ゼロ~』『氷菓』など確かなファンを獲得しています。

まとめ

ひたすら彼女のベッドの下で…”アンダーユアベッド”…彼女の生活を監視する男。

異常なまでのストーキングは!彼女への愛か?それとも狂気か!!

実は、純愛ホラー映画なのです!

「アンダーユアベッド」は、2019年今夏に全国公開。

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