世界最高のヒットメイカー、スピルバーグ監督の最新作『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』が日本公開決定です。
メリル・ストリープとトム・ハンクスが主演を任された事でも期待値が上がります。
政府がひた隠す真実を明らかにすべく立ち上がった実在の人物たちを描いた。舞台は、ベトナム戦争が泥沼化し、国民の間に反戦の気運が高まっていた1971年のアメリカ。
こういう社会派ムービーはいいですね、緊張感がたまらないです。
今回はこの映画をご紹介します。
Contents
『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』ってどんな映画?
1971年のアメリカでNYタイムズが“ペンタゴン・ペーパーズ”と呼ばれる機密文書をスクープします。
それはベトナム戦争についての客観的な経過や分析を記したアメリカ国防省の最高機密文書でした。
報道の自由を統制し記事を差し止めようとする政府と戦うためライバル紙ワシントン・ポストの発行人であるキャサリン・グラハム。
そして彼女の部下の編集主幹ベン・ブラッドリーを中心としたメンバーとともにNYタイムズと争いながら時に連携し真実を世間に伝えることを決断する——。
公式トレーラーの米国版を見る限りでは、ベトナム戦争時に起こったもう一つの戦い。
というような印象です。スピルバーグ作品ですから報道の自由をめぐるスリリングな展開が期待出来そうですね。
『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』キャストは?
豪華キャストの面々です。
特にメリル・ストリープは管理人も大好きな女優さんの一人ですよ。
主演はメリル・ストリープ
2017年ゴールデングローブ賞の生涯功労賞を受賞。
Wikipediaの彼女の項目ではメリル・ストリープの受賞とノミネートの一覧が別ページで作られているほどの大大大大大女優です。
この一覧ページは見るだけで十分に楽しいので一度ご覧あれ。
最近の作品ではやはり『プラダを着た悪魔』が印象的ですね。
この時はアンハサウェイも大注目されましたね。
英語探究でプラダを着た悪魔観てたなんて。先週の分も見たかったな〜
目の保養すぎた。外人のイケメンはまじ罪。サラッとかっこいい事しすぎ
次みんのバリ楽しみ pic.twitter.com/XxCzsjryqQ— みゆ (@miyu_kemi03) November 27, 2017
相手役はトム・ハンクス!
主人公の部下敏腕編集主幹ベン・ブラッドリーをトム・ハンクスが演じます。
メリルとの共演って何年振りかなぁと思って調べてみるとなんと初共演とのこと。
これは意外でしたね。
こちらもアカデミー賞・ゴールデングローブ賞あわせて6冠の大俳優です。
スピルバーグとは5作品目もはや常連ですね。
ハドソン川の奇跡
原題の"Sully"のとおり、飛行不能となった航空機をハドソン川に不時着させ、無事乗客乗員155人の命を救ったチェスリー・サレンバーガー機長の決断の是非を問う物語。
しかし、何で殺人罪を適用しようとするのかなあ。
でも、本当に良い映画でした。本当に素晴らしい。おすすめです。 pic.twitter.com/lcBfe7HZhY— ippaku23 (@ippaku23) November 11, 2017
最近の活躍と言えばイーストウッド監督の『ハドソン川の奇跡』でしょうか。
有名な騒動で話題となった機長をうまく演じていました。
気になる方は見た方が良いですよ!
脚本家にも注目!
実はこの映画の脚本家にジョシュ・シンガーが参加しています。
まだ有名ではありませんが、あの『スポットライト 世紀のスクープ』でアカデミー賞とゴールデングローブ賞で脚本賞を取った新進気鋭。
告発ものを得意とする実力派です。映画ファンなら見逃せません!
見た→スポットライト 世紀のスクープ(Netflix)変態神父どもの幼児への性的虐待事件を隠蔽しようとしていた教会。それを暴こうと奮闘する記者達の話。実話ベース。思っていた以上に面白かった。脚本がとにかく素晴らしい。前にこれ系のドキュメンタリーネトフリにあったような気がする pic.twitter.com/2HFZw4QxLL
— サハリ (@noraneko_sahari) November 5, 2017
ネタバレは?ペンタゴン・ペーパーズ事件って?
アメリカ本国での上映は2018年の1月12日。
まだ事前上映もされていませんので映画のネタバレは未確認です。
映画の元ネタであるペンタゴン・ペーパーズ事件の概要はこちら。
1971年この機密文書の作成者の一人が記事の内容をコピーして、タイムズの記者に渡したことから事件は起こります。
ニューヨーク・タイムズでは特別チームを組んで連載特集記事として報道が始まります。
これを受けてワシントン・ポストなども文書を入手して報道を開始。
ニクソン大統領はこれを「国家機密文書の情報漏洩である」として差し止めを巡った裁判に発展しました。
裁判は最高裁判所まで持ち込まれ新聞社側の勝利に終わります。
この裁判は言論の自由をめぐる裁判としてその後に多くの影響を与え、またニクソン大統領の失脚を招いた「ウォーターゲート事件」はこの一連の騒動に端を発するともいわれます。
キャサリン・グラハムはどんな人?
さてこの映画の主役となるキャサリン・グラハムについても少しご紹介。
キャサリン・グラハム(Katharine Meyer Graham、1917年6月16日 – 2001年7月17日)
アメリカの金融政策を司る連邦準備制度理事会の第5代議長を務めたユージン・メイアーの娘として生まれる。
旦那はニューズウィーク社を買収したフィリップ・グレアム。
夫の自殺後、ワシントン・ポスト社を経営しました。
アメリカではウォーターゲート事件で政府への告発に踏み切った人物として知られており、自伝「キャサリン・グラハム わが人生」でピューリッツァー賞(伝記部門)を受賞しました。
穏やかな人物ながらワシントン・ポスト紙の権威を確立し、ビジネスとして成長させメディアの女王とも呼ばれています。
Katharine Meyer Graham. #MoreThanAWidow
Patriot, publisher, trailblazer.
More about her at https://t.co/pCu6pWD5Pb pic.twitter.com/Z8b9LIhcQb— More Than A Widow (@LauraWarfel) June 1, 2016
けっこう可愛いですが、出来る人。
公開日は?
公式サイトでは2018年の3月としか情報が出ていません。もうしばらく待ちましょう。
公式サイトはこちら
http://pentagonpapers-movie.jp/
まとめ
監督・主演・助演・脚本家とアカデミー賞って簡単に取れるのかな?というくらいに豪華なメンバーが勢ぞろいの作品です。
まず外れそうにはないですね。
オスカー予想サイトでも、本年度アカデミー賞最有力だそうです。
映画好きには三月の公開がまちきれないところですが、楽しみに待ちましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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