『ザ・サークル』が11月10日に公開されます。
エマワトソン、トムハンクスが出演しているのもあり、公開前から話題となっていましたね。
管理人もエマワトソンは大好きです。
ザ・サークルはどうもSNSで世界中の人と情報を共有するというのが目的のサービス。
それが本当に実現したらどうなっていくのか?
今回、映画を見た感想をご紹介していきたいと思います。
『ザ・サークル』の評価は?
管理人としては予告で生き生きとしたメイ演じるエマワトソンがかわいいなという興味からこの映画を見ました。
この映画はSNSで人がプライバシーなく情報を共有することの恐ろしさを問う映画でしたが、実際見てみるとリアリティと恐怖を感じました。
個人の情報が共有化され、見せたくないものも自動で共有化されてしまう。
そして共有した情報が自分が良くても相手が不快に思うこと。
つまりすべてを見せても良い人と見せたくない人がいること。
これは現実世界でも同じ。
Facebookを登録して、投稿し、イイネを貰いたい人、全く投稿しない人。
それぞれいると思います。
それは人それぞれであり、SNSってどこまでが線引きなの?が表された映画だったと思います。
最後は中途半端に投げかけて終わっているところもこの映画を見てどう思うかを実際に見た人に投げかけている演出なのだろうと思います。
ただ管理人はオチが楽しみなのでちょっと消化不良でしたね。
あー終わってしまったかという後味。
SNSの悪いところをピックアップして演出していたような気がします。
SNSのいいところはあまりなかったかなという印象です。
SNSに翻弄されて自分を見失っていくところはリアリティがあったかなと思いました。
『ザ・サークル』の感想!
※すこしネタバレを含んでいます!
管理人としてはまずはエマワトソンがすべてにおいてかわいいことです。
見につけられていた衣装も可愛いし、笑顔、泣いた顔、苦笑い、いろんなエマワトソンを見ることが出来ました。
その点、非常に良かったです。
なのでエマワトソンが好きなファンは絶対楽しめる映画でしょうね。
またメイが働いていたサークルという会社のオフィスがきれいで良かったなと思いました。
グーグルやフェイスブックのオフィスもきっとあのようにスタイリッシュできれいなオフィスなのだろうと感じなのだうと想像していました。
管理人はIT関係で働いているので、実際にあればいい会社だなと思ってしまいました。
映画のストーリーについてですが、一番怖いなと思ったことは、メイの幼馴染であるマーシーを追い掛け回すシーンですね。
サークルが開発した「SoulSearch」というもので名前を検索するとシステムとカメラが連携し人を探してくれるというもの。
遠隔地から相手を見ることができるという恐ろしいシステムです。
これによってマーシーは直ぐに見つかりました。
結果的にマーシーは車で逃げ事故を起こし、橋の上から落ちてしまいました。
サークルのユーザはマーシーをカメラで見つけ追い回すところを面白おかしく見ているのです。
逆に自分がされたら嫌だなぁと感じましたね。
また気になったフレーズは「共有は思いやり」という言葉です。
共有は強制ではなくあくまでもしてあげようかぐらいで抑えとくべきだということです。
この映画を見ていろいろと考えさせられました。
『ザ・サークル』のネタバレ!
※大体のストーリーを書いていますのでもろにネタバレです、気をつけてください。
メイは退屈な仕事に飽き飽きしているようだ。
そんな中、友人からの勧めでコールセンターの仕事の面接を受けることとなった。
多くの面接官の質問にも的確に答え、優良企業「サークル」に入社することができた。
サークルの会社内ではいろんなことが共有化され、オフィスは快適、メイは非常に喜びを感じている。
社内ではどうも自身の評価を点数化されているようで、100点が満点だが、メイはなかなか100点にいかなかった。
だからクビになるのではないかビクビクしていた。
社長のイーモンは社員の前で開発したカメラの説明をし始めます。
ワイヤレスのカメラで写したもの共有化と保存、情報分析もおこなうことができる。
このカメラを設置することであらゆる人たちと情報を共有することができるのです。
サークルでの本格的な仕事が始まります。
サークル内では発表されたワイヤレスのカメラが社内のいたるところに設置されており、社員の情報が常に共有されているようです。
また町中にも張り巡らされているみたい。
社員同士のアクティビティも共有化されているようです。
どこを歩いていて何をしているのか?など。
もちろん社員の健康管理も。
メイの父親は多発性硬化症をわずらっているようですが、会社に相談したところ無料で治療をしてくれるとのことでメイと母親は非常に喜びます。
そんな中、政治の世界でも情報の共有化のための法案が進んでいました。
政治にも国民の情報を監視する法案が進んできており、サークルがその仕組みづくりに一役買っているようだ。
社内のイベントでメイはサークルの開発者タイに出会うこととなります。
どうも開発者はこのシステムを作ったことをあまりいいと思っていないようです。
なぜなら個人のデータが蓄積され、政府の管理下にあるのです。
これはつまり国民を国が支配していることと同じであると開発者は危惧しているようです。
そんなとき、メイは幼馴染のマーサーが作ったシカの角のオブジェをSNSにアップしました。
するとマーシーは周りから鹿キラーと呼ばれるようになってしまったとメイに言って来ました。
メイはむしゃくしゃし、夜にカヤックを提供している施設に忍び込み、カヤックをしていたところ転覆し、おぼれていました。
すると救助のためにヘリが飛んできました。
なぜならサークルのカメラがフェンスを越えたメイを危惧し警察へ電話していたからです。
このことがきっかけで社長の目に留まり、メイはカメラを24時間自分に装着するモニターに参加するよう依頼されます。
彼女は24時間自身の行動が世界へ発信されることになります。
家族や友人もそれに付き合うこととなるが、それに合わせていた友人や家族までもメイについていけなくなってしまう。
「プライバシーがほしいと」
そんな中、新たなサービス「SoulSearch」が展開されます。
それはサークルのカメラを使って逃亡者を追跡できるというもの。
サークルのカメラと市民のカメラを共有し、探し出すというもの。
これを応用すればどんな犯罪者もすぐにみつけだすことができるというものだ。
しかもこれは普通の市民も探し出すこともできます。
そこでけんかしたマーサーを探してみようということになった。
マーサーはすぐに見つかったが、彼はほっといてほしいので車で逃げます。
そして橋の上から事故により落下してしまいました。
マーシーは死んでしまったのです。
次にメイが考えたのはマーシーのような人を生まないこと。
そこでメイはメイがしている24時間モニタリングを社長のイーモンとトムに求めるのです。
まとめ
今回は非常に簡単でしたが『ザ・サークル』の感想と評価、ネタバレをまとめてみました。
管理人としては予告編からもっと怖いことがおきるのでは?と思っていました。
実際はそんなことなくあくまでも情報が共有されることでどのようなことがおきるのかを見せるような演出でした。
それはそれでよかったかなと思います。
エマワトソンの演技については安定の演技力でしたね。
すべてにおいて自然な演技だったと思う。
おそらく続編はないと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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