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『アンダー・ザ・シルバーレイク』(映画)ネタバレやあらすじは?キャストやタイトルの意味も

「アンダー・ザ・シルバーレイク」の日本公開日が2018年10月13日に決定しました。

2015年に公開された驚異のヒット作「イット・フォローズ」の監督、
デヴィッド・ロバート・ミッチェルによる最新作「アンダー・ザ・シルバーレイク」。

すでにアメリカでは批評家から絶賛されており、
映画に対する情熱、愛情、そして憎しみすら組み込まれていると言われています。

今回はそんな「アンダー・ザ・シルバーレイク」のネタバレやあらすじ、
キャストやそのタイトルの意味にも迫ってみたいと思います。

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Contents

「アンダー・ザ・シルバーレイク」ってどんな映画?

夢を抱いてL.A.のシルバーレイクへやってきたサムは、仕事もなく、家賃まで滞納していました。

そんなある日、向かいに越してきたサラにひと目惚れしてしまいます。

サムは何とかデートの約束をしますが、翌日彼女は消えてしまいます。

空っぽになった部屋を訪ねたサムは、壁に書かれた奇妙な記号を見つけ、
なにか陰謀のがあったのではないかと思い始めます。

その頃、L.A.では大富豪や映画プロデューサーらの失踪や謎の死が続いていて、
真夜中になると犬殺し、街を操る謎の裏組織の存在などが噂されていたからです。

都市伝説や陰謀論を好んでいたサムは、オタク知識を使い、
シルバーレイクの下にうごめく闇へと迫っていきます。

ネタバレ

いなくなってしまった美女サラを探し出すために、
サムはエンターテイメントに関わる様々な人たちと出会います。

そして自分の技術を酷使して、ハリウッド成功者たちが
自分たちを操っているという疑惑に達するようになります。

もちろん、多くの常識を持っている(と思われる)人たちは
サムの論理に耳を貸しません。

強い個性を持った人間だけが、時にサムをあおったり、
同調したりして、サムの探究心をくすぐります。

そして、サムはついに美女サラと再会します。

ですが、サラは拉致されたわけでも、不快な思いをしていたわけでもなく、
自ら進んで、自分の置かれた状況に飛び込んでいたことを知ります。

ラストに描かれるサムの心のありようとは、どんなものになるでしょうか。

全体を通して映像の細かなディティールにまでこだわった演出は、
映画好きならかなり面白く見られると思います。

デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督の映画への愛が感じられるでしょう。

あまりにも有名な映画、「裏窓」「百万長者と結婚する方法」「めまい」
「ロング・グッドバイ」など、前半だけでもそのイメージは濃厚ですよね。

ですが、最後まで見続けると、この作品が単純な愛情だけではないことがわかります。

タイトルは「アンダー・ザ・シルバーレイク」、
その下に隠された思いこそが、この映画の主題なのかもしれませんよ。

タイトル「アンダー・ザ・シルバーレイク」の意味は?

シルバーレイク(銀の湖)とはロサンゼルスの東北部にある貯水池のことで、
その周辺の住宅地のことを言います。

以前はそこの周辺に、ブレイクを期待する新人俳優や監督など、
映画業界での仕事を夢みていた人たちが集まる、
家賃の比較的安い地域だったそうです。

現在は有名人が多く住むようになり、そんな雰囲気は昔のこととなっているそうです。

エンターテイメント業界で成功した人たちが暮らすエリア、
その下で行われている、大きく、そしてアバウト感ありすぎの陰謀。

それに迫った皮肉のような映画から「アンダー・ザ・シルバーレイク」とされたようです。

原題もそのまま「Under the Silver Lake」です。

地名でもあり貯水池でもあることから、
ポスタービジュアルは神秘的な水中をモチーフにしているようですね。

その湖に落ちていくサラ、底には何が待ち受けているのでしょうか。

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キャスト紹介

個性的なキャラクターが集合した今作。

魅力的な俳優陣をご紹介していきます。

アンドリュー・ガーフィールド(サム役)

名前アンドリュー・ガーフィールド
出身アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス
生年月日1983年8月20日
身長179cm

サムを演じるアンドリュー・ガーフィールドさんは、まさしくロサンジェルス出身。

アメリカとイギリスの両国籍を持っていて、舞台俳優としてキャリアをスタートさせました。

2006年にイヴニング・スタンダード演劇賞の新人賞を受賞しています。

映画では、2007年に「大いなる陰謀」でデビューし注目を集め、
同じ年の「BOY A」で英国アカデミー賞テレビ部門主演男優賞を受賞しています。

その後も舞台、映画、ドラマと活躍の場を広げていきながら、
2012年には「アメイジング・スパイダーマン」で、
主人公ピーター・パーカー、スパイダーマンを演じ、人気を呼びましたね。

その後も映画では「ハクソー・リッジ」で、アカデミー賞主演男優賞にノミネート、
舞台「エンジェルス・イン・アメリカ」では、トニー賞演劇主演男優賞を受賞しています。

メディアを問わないその活躍ぶりに、ファンも多いのですが、
今回はオタクで夢見がちな青年役。

その演技力に、引き込まれる作品になっていますよ。

ライリー・キーオ(サラ役)

名前ライリー・キーオ
出身アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス
生年月日1989年5月29日

サラを演じるライリー・キーオもロサンゼルス出身の俳優さんで、モデルさんです。

彼女はエルヴィス・プレスリーの孫なんですね。

14歳でドルチェ&ガッバーナのファッションショーに出演し、
ファッションモデルとしてデビューしました。。

2010年には「ランナウェイズ」で役者としてもデビューし、
その後は2011年「グッド・ドクター 禁断のカルテ」や、
2012年には「マジック・マイク」にも出演しています。

映画での活動を続けながら、雑誌などモデル活動も行なっています。

2018年5月には日本を舞台にした映画「Earthquake Bird」の撮影で、
日本にもやってきていましたね。

今回はエンターテイメントの闇へと引き込まれていく女性サラを演じますが、
ショービジネスが家業としている一家ご出身。

無邪気で危なっかしい女性をどんな風に演じてくれるのでしょうか。

また、サムの妄想に登場する彼女は、
惜しみなくその美しい体を披露しています。

これもまた、ハリウッドへの皮肉でもあるようです。

トファー・グレイス(サムの友達役)

名前トファー・グレイス
出身アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク
生年月日1978年7月12日

トファー・グレイスは同じくショービジネスのメッカニューヨーク出身です。

ニューヨークにある俳優養成学校で演技を学び、
1998年にコメディシリーズ「ザット’70sショー」でデビューします。

その後、「イン・グッド・カンパニー」などで
ナショナル・ボード・オブ・レヴュー新人賞(ブレイクスルー男優賞)受賞しました。

その後もいくつもの映画作品に出演、味のある脇役を演じていますね。

今作では混乱するサムを支える友人ですが、
そのアドバイスや行動は、本当にサムのためになるのでしょうか。

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まとめ

「アンダー・ザ・シルバーレイク」は映画好きにこそ見て欲しい作品。

デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督の愛憎入り混じる映画への熱い思いは、
数多くの映画を見てきた人にこそ、驚きと発見が多くあるはずです。

そしてポップカルチャー好きにも、見逃せない作品です。

かわいく、ぶっとんだ衣装やキャラクターたちも、この映画の見所ですね。

アメリカはもちろん、ヨーロッパでもスマッシュヒットを遂げたこの作品。

ロサンゼルス、そしてショービジネス、その下に広がる大きな闇。

その結末がどんなものなのか、それは10月に明らかにされますよ。

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