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鉄の骨(3話)ネタバレと感想・考察!平太と萌の関係は?三橋がしがらみに苦しむのが見てられない

原作『池井戸潤』

発行部数60万部を超える同名小説、満を持してドラマ化!

主演『神木隆之介』

『内野聖陽』『中村獅童』『土屋太鳳』

『柴田恭兵』『石丸幹二』『向井理』『小雪』超豪華キャスト集結!

池井戸潤とのタッグで、数々のドラマを世に送り出してきた『WOWOW』

社会派ドラマの原点!

欲望やしがらみが絡み合う、談合の世界。

中堅建設会社の若手社員が、自らの理想と、奮闘する姿と共に、

会社員としての使命の狭間で、葛藤する姿を描く!

会社とは、組織とは、守るべき信念とは、そして正義とは・・・

原作刊行から10年経った今、コンプライアンスが問われる時代。

現代社会で生きる、全ての人に贈る、迫真の人間ドラマ!

連続ドラマW 鉄の骨 第3話|あらすじと感想

紹介していきたいと思います。

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連続ドラマW『鉄の骨』第3話・あらすじ

業務部と土木技術部で、地下鉄プロジェクトの再検討を行い、抜本的な打開策を提案する。

それは、従来の円形シールド工法からの変更だった。

現在、特許を出願中のスクエア型の『自由断面シールド工法』の採用。

この工法は、掘削断面を円形・楕円・スクエアなど、

自由に変える事が出来て、地下密集地においても、従来よりも早く掘り進め工期を短縮。

工期短縮により、総コストは、20%削減。

大幅なコストダウンに成功した。

しかし、新たなシールドマシンを発注すれば、重工メーカーに出入りしている他社の耳に入る。

尾形は、平太と西田に『これからは、情報戦になる』

『情報を制する者、入札を制す』と告げる。

父親に電話する平太。

入院していた平太の母親は、良くも悪くもなかった。

園田は、海外転勤になる事を萌に伝える。

『俺の事も考えてほしい』と告白。

大手ゼネコン『真延建設』の長岡が、三橋を訪ねる。

池松組の噂を聞き付け、調整してほしいと懇願。

長岡は、三橋が動いてくれないのが分かると、

総一コンサルタントの茂原社長に、例の件で動くよう指示。

茂原は、国会議員の城山に会う。

長岡から、地下鉄工事を何としても取りたいと、3億円が振り込まれた事を伝える。

城山は『三島中央信用金庫』に、東京地検が入った事を知らさる。

心配する城山に、全ての金は、コンサル料に上乗せしてカモフラジューしているので安心だと告げる茂原。

東京地検は、真延建設の長岡が、三橋に会いに行った事を掴む。

真延建設の業績がかなり厳しく、今回の地下鉄工事獲得に、城山に頼み込む可能性があると筋読み。

過去10年間、城山が関連したと見られる官製談合事件のリストが出来る。

裏金作りには、大きな会社でない方が便利な為、

関与した会社と、その取引先のデータから、売上100億円以下の会社を選別。

次第に、真相に近づく。

地検が追っているのは、あくまで『トキタ土建』の事件。

選別した9社の中に、トキタ土建が送金した『三島クリエイト』の取引先が、1社だけあった。

その取引先が『総一コンサルタント』だった。

金の流れを追うべく、総一コンサルタントのメインバンクである『東京第一銀行』の調査に入る。

平太は、萌を食事に誘い、婚約指輪を渡すが、断られてしまう。

松田社長・尾形常務・兼松業務部長・平太は、白水銀行新宿支店を訪れる。

支店長に、資金調達の500億円の融資を依頼。

園田は、理論構成出来ないと、融資に難色を示す。

支店長は、審査して結論を出すと回答。

三橋の義兄である城山は、三橋に、地下鉄工事を真延建設で調整するよう話す。

手付で3億。受注すれば、後30億。

その一割を、報酬として渡すと告げる。

三橋は、もうそういう時代ではないと断る。

俺たちが守るべきものは、建設土木業界じゃないのかと諭す城山。

東京地検特捜部の北原と嶋野は、東京第一銀行で調査するが、証拠を見付ける事は出来なかった。

三橋が、池松組を訪れる。

尾形と平太へ、地下鉄工事を真延建設に取らせるよう伝える。

見返りに、城山が裏で動いている、建設費7000億円の広島から愛媛までの橋梁を取るよう勧める。

JV(ジョイントベンチャー)になるが、それでも1社当たりは、地下鉄工事を上回る金は動き、

地下鉄工事より橋梁工事が、はるかにメリットはあると三橋。

弊社は、脱談合を宣言している。

社員一同、地下鉄工事に取り組んでいる。

顧問がされている事は、コンプライアンスに抵触していると尾形。

三橋は、業界全体の問題。

承知の上で、真延建設を見捨てないように、松田社長と良く話し合ってほしい。

返事は、平太に託すように、尾形へ伝える。

帰りのエレベーター前で、こんな交渉は、三橋の本意とは思えないと平太。

三橋は、言い訳するつもりはない。

私は、私の人生から逃れられなかった。

エレベーターの中で拳を叩く三橋。

尾形は、松田社長と話し合う。

橋梁工事を取ると松田。

城山先生が、指図してるなら利益率が高い。

どっちも落札出来なかったらどうする?

話しに乗り、お世話になりますと三橋に伝えるよう指示。

尾形は、地下鉄工事受注の為に、社内プロジェクトメンバーが全力を尽くしている。

このままやらせてほいしと懇願するが、松田は、社長命令だと尾形を一蹴。

翌日、平太たちは、プロジェクトの資料を片付ける。

そこへ、尾形が現れる。

片付けるのはまだ早い。

私的な機関として、プロジェクトはこれまで通り存続する。

談合が成立するとは、限らないと尾形。

今回の調整は揉めそうで、成立する保証は、ないかもしれないと兼松。

尾形は、今回の調整は、真延建設の救済。

だが、ゼネコンの中には、真延など潰れても構わないという所もあるはず。

本気でコストダウンして、公正入札でも勝てると踏んでいる会社もあるかもしれない。

そういう会社にとっては、地下鉄工事を取るか、三橋顧問が提示する代替案を取るか。

その選択になる。

城山の意向に従わない所が出て来る可能性も十分ある。

調整が失敗に終わった時の為に、万全の手を打っておく必要がある。

尾形は、三橋顧問に会い『調整を受けるつもりでやっている』と伝えるよう、平太に指示。

平太は、三橋に会い、社長からの指示で、今回の提案を受けると伝える。

三橋なら『調整しないように調整する』事が出来るのではないかと平太。

私が手掛ける仕事は、これが最後。

そう言って、平太に頭を下げる三橋。

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連続ドラマW『鉄の骨』第3話・感想

真相に迫る、東京地検。

総一コンサルタントへ近付き、その裏にいる城山へ辿り着けるのか?

企業努力や社員の士気を守ろうとする尾形常務。

談合から、脱却しようと模索し努力する社員と、利益を追求する社長との確執。

池松組は、業界の古いしきたりに、飲み込まれてしまうのか?

告白された園田と、平太の間で揺れ動いている萌。

平太と萌の関係は、どうなって行くのか?

平太は、建設業界を変えるのは、今しかないと思っている。

ここで談合に加わると何も変わらないと、社長に苦言を呈する姿が印象的でした。

建設業界の天皇と呼ばれる三橋が、変われない業界体質に苛立つ姿。

『私は、私の人生から逃れられなかった。』と言う言葉に、重みがありました。

三橋は、しがらみから逃れ『調整しないように調整する』事が出来るのか?

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まとめ

連続ドラマW『鉄の骨』第3話を、まとめてみました。

WOWOWにて、毎週土曜10PM、放送中です!一挙放送やリピート放送もチェックしてみて下さい!

WOWOWメンバーズオンデマンドでも、視聴可能です!

豪華キャスト陣の演技を、是非!堪能してください!

建設業界の闇!生き残りを賭けた戦い!

『談合』は『必要悪』か?!

読んでいただき、ありがとうございました。

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